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2016.04.22: 4月20日配信分の記載。KB3146706のチェックが外れている旨追記

2016.04.20: Windows10のKB3147458、Windows7の時間がかかる問題に追記。
2016.04.13~15: 4月13日配信分に色々追記。
2016.04.10: Windows10の予約状態をキャンセルする方法(サイト内リンク)追記
2016.04.08: 初出


2016年4月のWindows Updateに関する情報をまとめたページです。
個別のKB情報などは記載していません。更新に失敗する、時間がかかる、不具合が発生する等の情報があった場合、それをまとめています。

4/20配信分について

Windows 7/8.1、いずれも大きな問題は無さそうです。
※Windows7でSSLサーバ証明書や暗号化通信に問題が出た場合、KB3140245を疑う。

今月分(4/13配信分)の問題点をざっくり解説

ほとんどのPCでは、大きな問題なくアップデートできるものと思われます。
ただし、以下のような現象が確認されています。

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各OSの状況

  • Windows10 (4/20追記)
    • ほとんどのPCの場合、今月配信分の更新では特に問題は発生しない感じ。
    • ただし、ごく一部のPCで KB3147458 がインストールできない、または更新に失敗する、更新後にブラウザやメールソフトが正常に作動しなくなる問題が発生する場合がある。
    • 先月・先々月と比較すると、更新にかかる時間はやや長め?
      インストールや再起動含め、10~20分ほどかかる。
  • Windows8.1
    • 手元のPCの場合、更新の確認は1分未満。インストールは5~10分程度。更新中、更新後、共に特に問題は無い感じ。
    • KB3146723
      • 2016年2月、3月にCorel VideoStudioがクラッシュする問題を発生させた KB3140410KB3126587と少し似ているので、VideoStudioユーザーは もし問題発生したらこれを疑う。 
        確認ミスだった模様。次項「その他アプリケーションで発生する問題」で解説
  • Windows7 (4/20追記)
    • 今月配信分の更新によるトラブルや不具合は今の所は無いと思われます。
    • ただし多くのPC環境で「更新プログラムの確認」に異様に長い時間がかかる問題が発生しています。
      • 詳細は別ページ「Windows Updateが終わらない問題2016年4月版」に記載
      • 早くても30~40分、長い場合は2時間以上かかる感じ。
      • KB3138612とKB3145739 を手動インストールすれば、多くのPCで時間がかかる問題は解消する。
      • ※全く問題が発生していないPCもある模様。
        (未然に防止するための有効な対処方法は未だ発見できず。)
  • Windows7 先月の後半に配信された分
    一部PCで問題あり。
    • 症状
      PCが起動しなくなる。
      PC起動時に Secure Boot Violation という赤文字の警告が出る。

      • 3月16日頃に配信された KB3133977 が原因と思われます。
      • Windows7マシンを UEFI起動 & Secure Bootが有効になっている場合、KB3133977をインストールすると問題発生します。
      • 対処方法
        BIOS上でSecure Bootを解除する。
      • 追記注意
        この時、UEFIから旧BIOSブートに切り替えてはいけない。
        「NTLDR is missing」とメッセージが出てOSが起動しなくなる。UEFIは有効なまま、Secure Bootのみを無効にする。
      • 一言メモ
        KB3133977が悪いのではなく、Windows7は元々Secure Bootには対応していない模様。
        (これ知らなかった... /Secure Boot有効にしていると7と8.1 or 10でデュアルブート出来ない、という変な覚え方をしていた orz)
    • KB3146706について
      • KB3146706は4/15頃からデフォルトでチェックが外れた状態になった模様。
        Office関連やコーレルVideoStudioなどで問題が発生する場合もあるので、無理にインストールしない事

その他アプリケーションで発生する問題

  • Corel VideoStudioがクラッシュする
  • Officeが起動しなくなる?
    • こちらもKB3146706KB3147071 をインストールすると発生する模様。
    • ただし、大部分のPCでは発生しないと思われる。
      手元のWindows7 (Office2010)マシン、知人のWindows8.1 (Office2013)マシン、共に発生せず。
      ネット上の発症報告例もごく僅か。
    • 他にも何か発動条件がある模様。
      問題発生したらKB3147071およびKB3146706を削除する。

 

雑記やメモなど

  • Windows7の時間がかかる問題について
    2日ほど色々試したけどお手上げ。どうにもならない感じ。
    • Windows Updateを推奨設定にして半日放置とか、更新ボタン押して2~3時間放置、個別に手動でダウンロード&インストールがベストな対処方法になるかも。
  • 「Windows10を入手するアプリ」の挙動について
    ライセンス認証する前の VMware上のWindows7マシンで「Windows10を入手するアプリ」が起動しなくなっていた。
    • 2016年3月初旬はライセンス未認証状態でも「Windows10を入手するアプリ」は作動していた。
    • また、GWX Control Panel が4/1にアップデートしている。
    • ということは3月末頃に「Windows10を入手するアプリ」の挙動も変わっている感じ。
  • 4月8日更新時の予測について
    (このページの下のほう)で「「更新プログラムの確認」に時間がかかる問題は、(システムに異常が無い場合は) これで解決するかもしれません?」と書いていますが、今の所全く逆の結果になってる感じです('Α`)

4月13日配信分、現時点ではここまで。

 

以下は4月8日記載分の情報。


2016年4月のWindows Updateに関する情報をまとめたページです。
今月分は 現時点では他サイト紹介と推測ばかり。
時間がなくて検証もざっくりとしたもの。メモ書きレベルです。

現時点での主な注意事項リスト

  1. Windows10への半強制アップグレードは今月も発動
    • 予約キャンセル方法が変わっている模様。
    • 「Windows10を入手するアプリ」も更新された?
  2. 「Windows Update Client」の挙動が変わった?
    • 「非表示の更新プログラム」が部分的にリセットされる?
    • 「更新履歴の表示」もクリアされる場合がある?

現時点ではこの2点のみ。

 

Windows10への半強制アップグレードは今月も発動

「Windows10を入手するアプリ」の挙動が変わった感じです。今月も半強制でWindows10へアップグレードされる仕掛けが強化されています。
発動すると、3日後にWindows10へのアップグレードするようスケジュールされてしまうようです。

 

「Windows Update Client」の挙動が変わった?

Windows7 にて確認。8.1では未確認。
Windows Update Client / Windows Update Agent が更新されたような?または「コンポーネントリセットツール」を実行した後のような挙動を示しています。「更新プログラムの確認」に時間がかかる問題は、(システムに異常が無い場合は)これで解決するかもしれません?・・・・更に悪化しましたね(´・ω・`)

 

以下、検証画像。
(検証用のWindows7は一部ライセンス認証しないまま使っているため、OSインストール後 30日経過してライセンス認証が切れた状態の画像があります(^_^; )

Windows Update Client / Agent が更新された気配はない
Windows Update Client / Agent が更新された気配はない
▲クリックで拡大
2016年3月に配信された KB3138612 から変化はないようです。

しかし、「非表示の更新プログラム」に入れておいたプログラムの一部が消えてしまいました。

  • 更新の非表示リスト
    Windows Update する更新前の非表示リスト
    ▲クリックで拡大
  • 更新の非表示リスト
    Windows Update Client / Agent が更新された気配はない
    ▲クリックで拡大
    Windows 10へのアップグレード関連の更新プログラムが非表示リストから消えています。(ドコに行ったのか分からない)
  • 今まで、こういう挙動は Windows Update Client が更新された時に見られるものだったけど、今回は何が原因なのだろう?
    (再配信されたKB2952664を入れなくてもこの状態になった。「更新プログラムの確認」を行うだけでこの状態になる感じ。)

 

ちなみに、「Windows10関連以外」の更新プログラムも、非表示リストから向け出す場合があります。

  • Windows7無印からSP1へアップグレードした機体の場合
    Windows7無印からSP1へアップグレードした機体の場合
    ▲クリックで拡大
    非表示リストに入れておいた言語パックやSkypeなどが、非表示リストを抜け出して更新一覧に再登場した。

 

この他にも、更新履歴がクリアされる場合もあるようです。

 

4月1週目の配信分 雑感

うーん。
Windows10への半強制アップグレードと、Windows7の「更新の確認に時間がかかる問題」、この両方を解決・・・・と言うかMicrosoftの望む方向へ かなり強引に推し進めている感じですね(^_^;

今後は GWX Control Pane やレジストリ操作で DisableGwx や DisableOSUpgrade の値を書き換えた場合、Windows Update が予期せぬ挙動を示したり、ユーザーの意図に反した挙動を示すかもしれません。
ちょっと注意です・・・。

おまけ

Windows10へのアップグレードが出来ない筈の「Windows 7 Enterprise 90日評価版」で、(今さらのように) 以下の画面が出るようになりました。

Windows 7 Enterprise評価版
▲クリックで拡大
昨年6月~7月によく見た「Windows10への予約画面」が今頃になって登場しました。ちなみに(Enterprise版なので)「Windows10を入手する」アプリは作動していません。

  • ※ただしこのPCは、過去に GWX Control Panel の「Click to Delete Windows 10 Programs...」ボタンでWindows10への予約チェックに必要なシステムファイルを削除した事があるので、システムが誤作動している可能性があります。

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