Firefox3.6にしたらVMWareServer2.0.1のRemoteConsoleが開かないのでVMware Infrastructure Clientにしてみた。
動機
タイトルのとおり。
Firefox3.6にアップグレードすることにより、ほとんどのプラグインは継続して使えていたのだが、VMWare Server 2.0.1のリモートコンソールだけは開かなくなっている。
びっくりして、あわてて3.5に戻してから、調べてみた。
ネットで調べると、代案が2つあるようだ。
IEで使うというのは、もっともなことである。
が、(私の場合)VistaのIEから「VMWare Infrastructure Web Access」を使うと時々へんな挙動になるので、わざわざFirefoxで起動するようにショートカットを修正しているので、IEに戻るのは避けたい。
(Windows7のIE8ではどうなのかは試してないのでわからないのだが、少なくともVistaのIE7は使えるが長時間開いているとIEがおかしくなった。)
ということで、もう一方の案を試してみたいと思う。
VMWare Infrastructure Clientをインストールする
まずは、ここの日記から。
[junsanの日記(出張所) VMware Server 2.0.1 へ VIClient を追加する手順]
http://junsan45.blogspot.com/2009/08/vmware-server-201-viclient.html
(非常に丁寧詳しく書かれているので大変参考になりました。)
VMWareServer2.0.1には、すでにVMWare Infrastructure Clientは同梱されていなくなっているが、VMWare Serverのダウンロードページに行けば、VMWare Server 2.0そのものは、まだダウンロード可能である。
ダウンロードしたら自己解凍exeになっているので、tempディレクトリ上に解凍されたmsiファイルをみつけてコピーしてくる、という作業を行う。
あらかじめ、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」あたりから「%temp%」とか入れて一時ディレクトリを表示させてゴミを消しておくのが良いと思う。
VMWare Server.msiが手に入ったら、コマンドプロンプトから、
msiexec /a "VMWare Server.msi" targetdir=c:\temp\vmwareserver /qn
とか入れてmsiを展開させる。
(ちなみに、msiファイルであればたいていのものはインストールプロセスを実行させずファイル展開させることが可能で、これは、このmsiに限ったことできない。)
この中に、VMware-viclient.exe というファイルがdocroot下あたりに見つかるので、これをコピーしてくる。
あとは、これを実行すれば「VMWare Infrastructure Client」はインストールできる。
(XP/Windows7のいずれにもインストールできた。Vistaは未検証。)
ファイアウォールを解除する
「VMWare Infrastructure Client」を使うためには、
- 443 (いらないかも)
- 902
- 8333 (httpsアクセス)
- 8222 (httpアクセス)
のポートをあけておく必要があるらしい。
(Windows7/2008であれば「セキュリティ強化されたWindows ファイアウォール」から「受信の規則」で追加することになると思う。)
VMWare Infrastructure Clientを使ってみる
起動するとログイン画面のような「IPアドレス/ユーザ名/パスワード」を入れるダイアログボックスが表示される。
ここのIPアドレスは「https://192.168.1.5:8333」のようなURL指定で行う必要がある。
単なるIPアドレスだけでは使えないようだ。
(知ってる人は何の苦労もないんだろうけれど、初めて使ったから悩んで試行錯誤してしまった。)
結論
快適かどうかはわからないけれど、リモートコンソールは問題なく使えるようになったし、最悪、IEでの逃げという手段も残されているので、とりあえずよしとしたい。
そのうち、パッチとかアップデータとかでるかもしれないけれど。