「革マル派」現指導部は、「反革命=北井一味を粉砕せよ!」などと叫びたてた(「解放」最新号=第2729号2022年8月1日付)。 これは、彼ら現指導部の悲鳴である。ロシアのウクライナ侵略をめぐって、彼らが、アメリカやドイツなどの国家権力者にウクライナへの兵器の供与を乞い願っているのは、みずからを西側帝国主義陣営の一翼として位置づけるものであり、プロレタリア的立場を喪失したブルジョア民族主義=反ロシア排外主義への転落であることを、われわれが完膚なきまでにあばきだしてきたことへの、恐怖と自己保身の悲鳴である。 その紋章が、スターリンがトロツキーを断罪したレッテル=「反革命」をわれわれに張り付けたこと…