平成元年の四月二十日に起きた朝日新聞による自作自演事件。
4月20日の朝日新聞朝刊一面に「写’89 地球は何色?サンゴ汚したKYってだれだ」という見出しの記事を載せる。
記事内容は「八〇年代の日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷付けて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の。にしても、いったいK・Yってだれだ。」という、説教つきのものであった。
しかし、地元ダイバー達から「地理的にも人為的に珊瑚が傷つく事は有り得ない」という声が上がり、調査が始まる。
その調査の結果、一般ダイバーが近寄らない海域であることが判明し、朝日新聞記者による自作自演事件、捏造報道事件であることが判明。五月二十日に「サンゴ写真 落書き、ねつ造でした 深くおわびします」という見出しの記事を、朝刊の一面に掲載した。
この事件の結果、関係者3名が処分され、社長が引責辞任することとなった。
アサヒる、フジサンケイ珊瑚事件も参照せよ。