宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」に登場する架空の生物。
蟲の中で最大最強(但し草食らしい)。14の眼を持つ甲虫の形態で、脱皮して成長する。攻撃的衝動にかられると普段は深青の眼がルビーのように赤く染まる。抜け殻は極端に硬いので、近隣の地元民が採取して利用する。
作品の世界観では腐海やあらゆる蟲達の長として君臨する神々しい生物だが、話が展開するうちある処での情報提供により、王蟲、腐海もまた巨神兵と同じく千年以上遡った旧世界のバイオテクノロジーで、人為的に生まれた生態系の一つとナウシカは理解する。
個にして全 全にして個…… ある偉大な王蟲が教えてくれました
(アニメージュコミックス 宮崎駿作 風の谷のナウシカ 第7巻より)
風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」