この記事は、こちらの続きです。引き続き、(テクノポリスに限らず)雑誌の広告を貼ってみようかと思います。
1984年(昭和59年)9月号のテクノポリスの目次です。FM-77やX1turboが出て、記憶媒体のフロッピー化がやっとこさ進み始めた時期ですね(それまではカセットテープへの記録がふつう)。ファミコンは、任天堂以外のソフトハウスからロードランナーやゼビウス等のビッグタイトルが出て、コンシューマ業界をほぼ制覇するタイミングです。この号はアドベンチャーゲーム特集で、サラダの国のトマト姫、スターアーサー伝説とかが紹介されています。
ヤマハのMSX機の広告です。MSXはPSG3音だったのが、FM音源OKというのが特徴でした。
同じくMSX機の広告です……が、これはあまり私の印象に残っていません(汗)
FM-77の広告です。5インチディスクのPC-8801/X1と違って、こちらは3.5インチディスクなのでした。5インチに比べて高いのがマイナスでしたが、結局は3.5インチが最終的には残りましたねー。
コナミのMSXゲームの広告です。まだこの頃は、MSXのゲームの中でずば抜けた感はありません。
ガンダム……ですが、とーんと記憶にありません。世のガンダム超マニアな人は、これも抑えてる……のかな?
怪しい話で一部で有名(?)な、「忘れじのナウシカ・ゲーム」の広告です。テクノポリスといえば徳間書店、徳間書店といえばナウシカなのです。
中古パソコン屋の広告です。この頃、FM-7が70,000円、PC-6001が25,000円となってます。ディスク内蔵機は出たばかりの時期なので、中古では出まわっておりません。
パソコン以外の広告はないかな、と思ったら、なぜかアメリカ屋靴店の広告がありました。
こういううさんくさい系(?)の広告も、ちゃんとあります(笑)
さて、翌年はテクノポリスを買うのを止め、パソコンゲーム中心の雑誌"BEEP"に乗り換えました。こちらは、1985年(昭和60年)10月号の目次です。パソゲー、コンシューマ、アーケードと広く扱っているのがわかるかと思います。読者参加型コーナー「ヤタタウォーズ」は面白かったです。ここのおかげで、私は若いうちに埼玉に「新座」という街があるのを知りました(笑) ドクトルだみおこと岩崎啓眞氏も、コーナー内連載持ってたんですよね。
コナミのファミコンゲームの広告です。↑のテクノポリスの号から1年経ってますが、まだグラディウスの時代ではありません。
こちらはアイレムの広告です。主人公があっさり死ぬ事で有名な「スペランカー」はこの2本の次に発売されました。
さて、続いてさらに1年後、1986年(昭和61年)8月のログインの目次です。「すごーくよくわかるCD-ROMのおはなし」という特集からわかるよう、CD-ROM直前の時期(wikipediaには「1986年、販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いた」とある)、という事になります。ちなみに、PCエンジンのCD-ROM2はこの2年後、まだまーだ先です。
フロッピー2台内蔵の"X1G"の広告です。さすがにこの頃となると、フロッピードライブがふつうとなります。
シャープでは、別な部署から2系統のパソコンが出ており(MZシリーズとXシリーズ)、こちらはMZシリーズの広告です。スーパーMZは性能的には褒められてた記憶がありますが、結局メインにはなれませんでしたねー。
パソコンソフトの自販機「ソフトベンダー武尊」の広告です。ディスクシステムの書き換えみたいなのを連想してもらえば……って、若い人にはわからんか。
ゲームアーツの広告です。
スクウェアのゲーム「アルファ」の広告です。よくできているキャラデザは、今でも古びない……とまで言ったら言い過ぎ?
エロゲー「聖女伝説」の広告です。こっちは、かなり古びてますね(笑)
ザナドゥがバカ売れしていた頃の日本ファルコムの広告です。白黒ページにも、別途広告を出してました。
コナミがMSXの神メーカーとなったソフト「グラディウス」です。ファミコン版よりスクロールはガタガタなのですが、ゲーム的にはこちらの方がずっと上だったよう思います。
なぜかハドソンから発売された、パソコン用のスーパーマリオです。
T&Eソフトの「ハイドライド2」です。ザナドゥと並び称されたパソコンゲームでした。
光栄の歴史三部作、信長・ジンギスカン・三国志が、この頃には出揃いました。
「A列車で行こう」、シンプルな広告です。
中古パソコンの広告です。2年が経過し、PC-6001は12,000円と約半値になりました。富士通機は、なぜかありませんねぇ……
「イケショップ」は、今でもありますね。ただ、現在はアップル専門ではないようです(笑)
パソコンゲームヒント集の広告……でいいのかな。けっこう理不尽な難度のゲームはありましたから、雑誌に広告載せるくらいの需要があった、のかも。
さらにもう1年後、ログイン1987年(昭和62年)8月号の目次です。ログインは広告が多く、こういう事をする場合便利です。
夢の次世代パソコン・X68000です。ただ、高性能ホビーパソコンの市場は残念ながら日本では大きくなりませんでした……これは、NECのPC-88VAでも同じです。
こちらはX1の最上級機"turboZ"ですが、目立たぬまま消えてしまった印象があります。
パナソニックのMSX2機です。MSX1ユーザーからすると、2は憧れでした。
20年後に「陣痛イイッ!」になってしまったヴァリスです。どうしてこうなった。
イースの広告です……が、なんかちがくね?
「珍しいデービーソフトのゲームの主人公、それはちん○○〜♪」
シルフィードといえば、「ワタシハウチュウノテイオウ、ザッザッザッザッ……」
メタルギアにグラディウス2、この頃のMSXゲームにおけるコナミは神。
アニゲー・一問多答:奇面組のゲームが発売されたハードウェアをすべて選べ
- ファミコン
- マーク3
- MSX
- MSX2
チュンソフトの求人です。ちゃんと、優秀な人が集まったのかな……
なぜか漫画見開き調の広告です。この絵、誰が描いたんでしょう?
アスキーの雑誌だけあって、MSX関係のソフトの広告は充実しています。
天使たちの午後2、1と比べるとグラフィック的にパワーアップしてますね。
こちらもエロゲー・ハード社の広告です。
白黒ページの、中古パソコン店の広告です。さらに1年が経ち、PC-6001はmk2で12,000円、FM-7も16,000円です。買うならディスク内蔵機、という時代にほぼなった、というところでしょうか。