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モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

「元旦の計がうまくいかない人達」から学べる、行動力を高めるヒント

あなたは行動力のあるタイプでしょうか?
行動力とは、「やると決めたこと」は納期までに必ずやり抜く力のことです。


行動力のある、なしも個性の一つです。
とは言え、ビジネスの世界では「自分の行動力がないのは、性格からくる個性だから仕方ない」で済まされません。
「行動力」が不要な仕事など存在しないからです。



ではどのようにして行動力は高めていけばいいのでしょうか?
方法はいくつかあります。
今回は正月ですので、「元旦の計がうまくいかない人達」からそのヒントを探していきましょう。



「1年の計は元旦にあり」という言葉があるように、正月休みの間に目標を作った方も多いのではないでしょうか?

私は1月2月までの間に、多くの社長さん達、人事の責任者の方々と新年会でお会いするのですが、その際に一つ質問をしてみます。
「元旦に作った計画は、結果は別にして順調に実行されていますか?」


さすがにまだ1月ですので「全く実行できていません。」という方はいませんが、多くの方が「実行できていますが、100%というわけではないですね。」等と言われます。


それが半年経って同じ質問をすると「恥ずかしながら、ほとんど実行できてません。何かと忙しくて」などと言われる方が8割程度になってきます。

なぜ「元旦に決意した決意」は実行されないのでしょうか?
その鍵は、そもそもなぜ多くの人は「元旦」に計画を作りたがるのか?にあります。

以下はこちらのページにて

意志力をムダに使わない為に

意志力を高める為にを考える連載の第4回。テーマは「意志力をムダに使わないようにする」習慣ということ。





「あまり努力もせずに、成果がドンドン出ている状態」であれば、誰しもその状態を楽しいと思うでしょう。

しかし、その状態を迎えるには、どんな状態でも閾値を超える必要があります。

成功もいろいろあると思うが大きい成功、小さい成功に関わらず、絶対にあるのが閾値という問題。



楽して、成功したいのはヤマヤマである。しかし現実は、何をやるにしても最初からうまくいく事など少なく、努力量に比例して成果が上がってこない時期がある。全く結果が出ない場合も多い。



しかし閾値と呼ばれるある時点を超えると、急に成果が上がりはじめ、次のステップ(小さな成功)に進む事ができるのだが、大抵の人はこのステップに進む前に諦めて、違う方法や目標を模索していく事になる。

閾値に関して詳しくは「成功する為に、成功本は役に立つのか?」で詳細ご紹介)







仕事も閾値を超えるまでには結果は出ません。そこまでは「嫌なこと、退屈なこと、苦しいこと」を耐えて乗り越える必要がある。



閾値を超える為には、2つの方法があります。

一つがこのブログのテーマである「辛い事、苦しいことでも、工夫をしていくことで楽しいものに変えていく」という方法。

もう一つが、今回のテーマ意志力を使って「辛い事、苦しい事を頑張って乗り越える」という方法です。





第1回「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」2回「意志力を高める為の24のチェックリスト」でも触れたのですが



「意志力とは、増やす事も可能だが有限なもの」



有限という特徴を考えると、さきの2つの方法を組み合わせて、閾値越えを行う必要があると思うのです。



つまり、

「辛い仕事でも、楽しくする工夫を少しでも行う事で、意志力を使う必要のある場面を減らす。

しかしそれでも、どうしても楽しくならないことはある。

そんな時は、意志力を無駄遣いすることなく、有効に使って苦しいことを乗り越えていく。」





ある意味、仕事を楽しくする工夫をすることも「意志力をムダに使わない為の工夫」の一つかもしれませんが、その他にどんなものがあるかを見ていきましょう。



  1. 誘惑に駆られるものを遠ざける(遠ざかる)
    ダイエットは「好きなものを我慢する」という強い意志力が求められます。甘い物好きな人の目の前にケーキなどが置いてあれば当然、「食べたい!」という気持ちを我慢する強い意志力が必要になります。このような単純なことが、意志力の大量消費、無駄遣いに繋がるのです。

    甘い物好きな人がダイエットする際意志力を無駄遣いしない為の最も簡単な方法は、甘い物を家からなくす。ケーキが食べれる場所に行かないということ。(甘い物が食べたくなったらわざわざ外に買いに行かなければいけない環境を作るということ)

    誘惑に駆られるものは近くに置かない。近くに行かない。
    たったこれだけで、肝心なことに回せる意志力が増えていくのです。


  2. 意志力が低下している状態、グルコースが低い状態で意志力非常にいる大切な仕事はしない。(昼食、夕食の前
    体内のグルコースが減っている状態は、意志力が弱っている状態。
    こんな状態で大切な仕事などに取り組むと、無意識に思わぬ失敗をしてしまいます。
    失敗のリカバーは苦しい仕事です。大きな意志力が必要になるのです。本来使う必要のない意志力を、そこで使うことになるのです。まさに、ムダ。

    ですから、昼食前、夕食前のグルコースが減っている状態では大切な仕事はしない。あまり意志力が必要にならない、負荷の低い仕事をしていきましょう。
    或いは、どうしてもそのようなタイミングで重大な仕事をする必要がある時は、その前に少し何かを食べグルコースを補給することも大切でしょう。


  3. プリコミットメント(将来強い欲求・誘惑にかられることを事前に見越して自らを拘束する:事前拘束)を作っておく
    「何かをやり遂げよう!」と意志を固めても、甘い誘惑に負けてしまうこともあるのが人間です。
    そんな時、ズルズルと「やるべきこと」から遠ざからないことが大切です。

    例えばダイエットしていている時、ついカロリーが高いモノを食べてしまい、体重が1日で一キロも増えたなんてことがあると、なんだかもう「ダイエットなんていいや」なんて思ってしまいます。そんな後、ズルズルと普段の生活に戻り、いつのまにかダイエットをやめてしまっているなんてことがよくあります。一度挫折をすると、その状態から意志力を奮い起こし再チャレンジするのはかなりエネルギーを要することになります。

    そうならない為に、、何かに取り組む前に「誘惑に駆られてしまって、失敗しそうになった時(挫折しそうになった時)のルールを決めておく」ことが意志力をムダに使わない為には大切になってきます。
    ダイエットを始める前に、「体重が1日で500グラム増えた際は、二日間は糖質を取らない。」などというルールを決めておくのです。
    実際に、500グラムを越えたら、自動的にそのルールに従って行動できるようにしておくことが大切。

    実際に誘惑に駆られた際に、改めてルールを作るなんて無理。だから、平時に、非常時のルールを作っておきましょう。何か挫折しそうになった時は、それに従って行動するだけ!という仕組み化を行っていくのです。

    それだけで意志力の無駄遣いを減らす事ができます。

  4. 意識が必要なことでも繰り返し繰り返し行い習慣化することで、無意識に行動ができるようにする。
    意識を使って行動することは疲れるものです。だから私達の行動の多くは「無意識に行っている行動」となります。
    例えば車の運転。教習所に通っている時は非常に意識を使います。「シートベルトは?サイドブレーキは?ウィンカーは?・・・」等々意識することが非常に多く、1時間運転をするだけで非常に疲れるものです。しかし免許をとって1年もすれば、車の運転は無意識のうちにできるようになります。だから隣の人と楽しく話したり、音楽に合わせて歌いながら運転をしても1時間程度であれば全く疲れはしない。
    「意志力」が必要なものだった運転が、繰り返し車に乗ることで、習慣化され無意識に行動ができるようになったからです。


    どんなに複雑なこと、難しいことでも、繰り返し行うことで習慣にさえしてしまえば、全く意志力が不要な行動になっていくのです。

    意志力が不要になるまで、繰り返し行うということに「意志力」を使って行動する。習慣化されるまで、意志力を使い続ける。
    多くの人はこの作業をめんどくさがってやらない為に無用な意志力を使うハメになるのです。


  5. お楽しみは後回し戦略を使う
    誘惑を遠ざけても、どうしても誘惑のある環境に出向かざる得ない時も現実には存在する。
    甘い物は食べないと誓いをたてていても、仕事で立食パーティに出席しなければならず、その際美味しそうな甘い物が目の前にあれば、その誘惑に逆らうことは非常に強い意志力が求められる。

    そんな時に、「明日甘い物を食べるので、今日はよしておこう!」と考えるのだ。
    誘惑に立ち向かうのではなく受け入れると、実際に行動をしなくてもそう考えるだけで、「それなりの満足を得ることができる。(ケーキを食べたのと同じような満足感を得る事ができる)」

    またその時点でそれなりの満足を得ることができているので、次の日に実際ケーキを食べるのを我慢する事に対しては、意志力をそれほど使わなくても良いということになるのである。


  6. 集団の力を借りる
    同じ境遇の人達が属する集団に行き、彼らの話を聞くだけで、無駄な意志力を使わないでも「やろう」という気持ちになります。
    代表的な例が、アルコール中毒の患者の集いなどに通い同じ境遇の人達のガンバリを聞く事で、アルコール中毒を克服しようとする意志が強まったりするのが代表例ですね。
WILLPOWER 意志力の科学

WILLPOWER 意志力の科学

意志力を高める5つの筋トレ


前々回「「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」では意志力とはどのようなものか?について。
前回「意志力を高める為の24のチェックリスト」は、意志力UPの為に効果のある日々の活動をチェックリスト形式で紹介しました。

本日はその中で「意志力を高める為の日々のトレーニング」について紹介していきましょう。





「決めても、なかなか長続きしない。自分って、なんて意志力が弱いんだろう」「何事にもすぐ諦めてしまう。自分って根性がないよな」等と、自分の意志力のなさを嘆かれている方もいるかもしれません。しかし、意志力って性格ではありません。生まれ持った才能ではないのです。



意志力とは筋力のようなもの。鍛えれば強くなるし、使えば疲労していくものです。





ではどうトレーニングしていけば意志力とは高まるのか?が本日のテーマ。

「意志力を高める為の24のチェックリスト」で紹介したチェックリストに沿って、その方法を紹介していこうと思います。





その前に注意点を一つ。

これから紹介する意志力をUPする為の筋トレ5つを、一気に全てやろうとはしないでください。

意志力は筋肉と同じ。トレーニングしすぎると、「意志力が必要な肝心の場面」で、電池切れという状況になりかねません。

レーニングだけで意志力を使い果たしては元も子もないのです。意志力は無限ではないのです。



筋トレを行う際、一気に100キロのバーベルを上げると筋肉が故障してしまいます。5キロずつ負荷を上げていくなどといった、計画的な取組を続けることでしか100キロのバーベルを上げれるようにはならないのです。



意志力の筋トレもそれと同じ。

今の自分の状態を考えつつ、一気に5つをやろうとせず、徐々に意志力の筋トレの負荷を高めていくことが大切です。そんな視点で以下の5つをお読みください。

  1. 瞑想を行う
    意志力が必要な場面の一つに、、思考を集中させなければいけない場面があります。
    例えば、「あと3日しか残り内が、今月の売上目標が300万足りない。どうすればいいんだろう。」等という時です。
    こんな思考を集中すべきなことは誰でも分かっているような場面でも、実際に考えている最中には
    「このままいくと部長から怒られるぞ」「みんなの前で笑われたらたまらないよな」「今日のサッカーの結果はどうなったんだろう」等々、集中すべき対象以外の考えることが次から次に浮かんで、思考をなか集中させることは難しいのが現実です。そして、集中できないまま時間切れ。或いは、考えるのを諦めてしまったりします。

    そんな雑念に惑わされずに、「考えるべきことに集中できる」意志力を私達は磨く必要があるのです。

    そこでオススメなのが、1日30分何も考えないというトレーニング。瞑想タイムを作ることです。
    座り方は座禅を組んでも、椅子に座ってもOK。とにかく30分、何も考えないことに集中する。 やってみると分かるのですが、「何も考えないよう」にしようとしても次から次に雑念が浮かんできます。これを追い払い、「考えないこと」に集中し「無」の状態の時間を少しでも作ると、雑念を排除する意志力が身につくのです。

    これが、いざ何かを集中して考える必要がある時、役立ちます。




  2. 背筋を伸ばすことを意識する

    ダイエットに必要な意志力も、難しい難局を乗り越える際の意志力も、嫌な相手と上手に付き合っている際の意志力も、「同じ意志力」ということは「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」で紹介しました。

    ということは、「何か小さなことでも意志力が必要なこと」をやり続けると、様々なものに使える意志力が増えていくということです。
    私は「クンバカハの体勢(おしりの穴を引き上げ、おへその下の丹田に力を入れるという姿勢)」をしようと意識をしています。ついその体勢が崩れてしまうのですが、崩れていると気づけば直すということを繰り返すことをトレーニングしています。

    このような意志力が求められる小さなことをやり続けることが、意志力の筋トレとなるのです。




  3. 意志力が必要となる、容易ではない体験を行う(マラソンに参加する等)
    高学歴の人。スポーツで一流になった人は、普通の人に比べて意志力が非常に高い。
    それは、モウレツに勉強する、練習するといった体験を通して、意志力の筋トレが行われているからです。

    今もあるかもしれませんが、昔は「地獄の特訓」というものがありました。
    富士山麓の樹海を夜中に行進させるとか、最も人通りの多いバスターミナルで歌を歌わせるといったことなどを受講生にやらせるのです。
    「そんなことして何になるのか?」と私は批判的に思っていたのですが、「きついことを乗り越えた」という意志力の筋トレとしては有効だったのでしょうね。

    「意志力が弱い自分は嫌だ。すぐに大きく変わりたい!」と思われている方は、、地獄の特訓に参加するのは気乗りしないでしょうから、マラソン大会に参加するる等の肉体の限界にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。私も高校の頃3年間、毎年マラソン大会が行事としてあったので参加したのですが、30キロ越えてフラフラの状態を乗り越える際の意志力は今も役立っている気がします。)


  4. ピアプレッシャーのかかる場を作る
    ピアプレッシャーとは「人的圧力」のこと。人的圧力のかかる環境に出向くこと、作ることによって意志力の筋トレを行うということです。
    ピアプレッシャーのかかる場を作る第1の方法は、ピアプレッシャーのかかる人達と接する場に参加するということ。
    例えば、ダイエットしたい女性ならば、痩せたモデルのような友達のグループに属する。或いはそんな人達ばかりが集まる会に出向く。企業業績を上げたい社長は、業績のいい社長ばかりが集まっている勉強会に出席する。といったこと。彼らと接するだけで、「今のままじゃダメだ。恥ずかし。もっと頑張ろう」という意志力の筋トレが行われるのです。

    第2の方法は、自分の目標を大切な人に言うこと。
    今年の目標などを作ったら、大切な恋人や仲間に宣言し、目標の進捗状況を定期的に話をするのです。そうするだけで「宣言したからには、恥ずかしいことはできないな」と意志力の筋トレが進むことになります。


  5. 机とその周りを整理整頓する
    Bの部分と関連していますが「身近なことをキチンとする」ということは意志力強化の筋トレとして非常に有効なようです。
    机をいつも綺麗にしておく、PCのデスクトップを綺麗にしておく等々の整理整頓する習慣。


プレッシャーに囲まれ、日々意志力を求められながら仕事をしている人も多いでしょう。

そんな方は、あなたが取り組んでみたいものから「まず1つ」選んで始めてみてはいかがでしょうか?

WILLPOWER 意志力の科学

意志力を高める為の24のチェックリスト

先日のエントリー「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」でご紹介した「意志の科学」についての続き。

WILLPOWER 意志力の科学

WILLPOWER 意志力の科学




意志力は、経営改革の断行、経営目標の達成、難しい仕事をする際、嫌な仕事をする際などビジネス面はもちろんのこと、受験勉強中の学生の方、ダイエットや禁煙等を行おうとしている方などにも必要なもの。

困難な事を乗り越えようとする際、楽しくする為の工夫だけで実現できるのが理想ですが、現実には工夫だけでは乗り越えることのできない辛い事、キツイ事が存在するし、その際はやはり一踏ん張りする意志力が必要になってきます。





今日はこの本をもとにして、私が行って成果の上がった、私の周囲の人が実行して成果の上がった「強い意志力で仕事を進める為の仕事術」を紹介。







「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」で紹介したように、強い意志力で仕事を進めようとすれば4つの視点から、日々の活動を見直す必要があると「意志の科学」は語っています。

  1. 意志力UPに向けた日々のトレーニン
  2. 意志力をムダに使わない
  3. 必要な場面で、効果的に意志力を使う
  4. 適時、意志力の疲労回復を行う

まずは、この4つの分野別に、意志力UPの為の24チェックリストのみを本日は紹介。明日以降にリストの詳細をご紹介していきます。

  1. あなたの意志力UPに向けた日々のトレーニン
    1. 瞑想を行う
    2. 背筋を伸ばすことを意識する
    3. 意志力が必要となる、容易ではない体験を行う(マラソンに参加する等)
    4. ピアプレッシャーのかかる場を作る
    5. 机とその周りを整理整頓する

  2. 意志力をムダに使わない
    1. 誘惑に駆られるものを遠ざける(遠ざかる)
    2. 意志力が低下している状態、グルコースが低い状態で意志力非常にいる大切な仕事はしない。(昼食、夕食の前)
    3. プリコミットメント(将来強い欲求・誘惑にかられることを事前に見越して自らを拘束する:事前拘束)を作っておく
    4. 意識が必要なことでも繰り返し繰り返し行い習慣化することで、無意識に行動ができるようにする。
    5. お楽しみは後回し戦略を使う
    6. 集団の力を借りる

  3. 必要な場面で、効果的に意志力を使う
    1. できる限り意識するのは、一度に一つの目標に絞る
    2. 意志力を過信しすぎてはいけない。最初は目標は現実的なものにする。
    3. 気に病まないためのリストを作ろう
    4. 計画錯誤(時間を少なく見積もりすぎて、やるべきことを詰め込み過ぎる状態)にならないようにする。
    5. 代わりのことはやらないようにする。
    6. 自分の活動を記録し、数値化することで、自己認識できるようにする
    7. 小さなご褒美を頻繁に与え、大きなご褒美をたまに与える
    8. 我慢して何かをやった後は、意志力が消耗しているので次の誘惑に負けやすい。疲労回復策を実行しろ。

  4. 適時、意志力の疲労回復を行う
    1. 自我消耗状態になった時のシグナルを見逃すな!
    2. グルコースなくして、意志力なし。適切なタイミングでグルコースを補給しろ。
    3. 睡眠をたっぷりととる
    4. 愛する人・信頼する人について考える。
    5. やるべき事の長期的価値を考える(なぜそのようなことをすべきなのか?)。一歩高い位置から「やるべきことの価値(神聖さ)」が理解できると、意志力が高まる。



明日以降、チェックリストの中身について解説していきます。

意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体

仕事は楽しい仕事ばかりではありません。

嫌な仕事、退屈な仕事、苦しい仕事等、ネガティブな仕事はつきもの。



ネガティブに感じる仕事を、どう楽しくしていくのかがこのブログの大きなテーマなのですが、現実には楽しくする努力をしてもどうしてもネガティブに感じる仕事は存在します。



「嫌だけど(苦しいけど)、やらなければいけない仕事」は存在します。

それを私達は乗り越える必要があります。







そこで必要になるのが、「苦しくても、やりきる」という意志力です。

そんな意志力を高めるにはどうやればいいか?をまとめた「WILLPOWER 意志力の科学」という先日読んだ本が大変役立ちました。(特に私などは、性格が人格適応論で言えば「発明家型」が強いため、楽しいことだったら人一倍懸命に取り組むが、気が乗らないことだとやらないという性格傾向が強いため、この意志力の強化は自身の弱点強化には不可欠なテーマだったりします。*無料から分かる性格分析はコチラにアクセス頂くと簡単にできます〜UPシステム自己分析版〜)





まずは本書から、意志力の正体を整理してみましょう。



  1. 意志力とは、自分をコントロールする力。誘惑に負けず必要な事をやり抜く力
    物事を成し遂げようとすると、楽しい事ばかりをやるワケにはいきません。気の乗らないこと、難しい事、嫌なことをやり抜く必要があります。
    例えば、ダイエットで考えてみましょう。ダイエット実現には好きなカルビも我慢する必要があるし、毎日の運動も欠かせません。それを実行しようとすれば、「焼肉パーティのお誘い」といった誘惑や、体が筋肉痛で動きたくない日等も存在します。そのような誘惑や、困難に負けず、自分をコントロールし続ける力。これこそが意志力ということです。


  2. 意志力は4つの場面で必要になってくる。
    意志力が必要な場面は大きく4つのカテゴリーです。以下のような場面を乗り切る為には強い「意志力」が求められます。
    1. 思考のコントロールが必要な際

      (例えば、忙しさに追われてしまい次から次にやるべきことが発生してくる中、どう今やっている一つのことを集中して考えるか?或いは、心配事がある為に、うまくいかない事ばかりが浮かんでくる中、マイナス思考をふりほどき今考えるべきことに思考を集中させるか?等々)
    2. 感情のコントロールが必要な際

      (例えば、大きな失敗をして上司から叱られて落ち込んでいる状態から、どう気持ちを切り換えるか?或いは、嫌なクレーム客への対応への仕事を任されてブルーになっている状態から、ニコッと笑顔でお客様の前に出るにはどう感情をコントロールするのか?等々)
    3. 衝動のコントロールが必要な際

      (例えば、貴重な時間を奪うインターネットやゲームの誘惑から、自分をどう守るか?ダイエットしている時、甘い物からの誘惑をどう回避するか?禁煙をしている際、タバコを吸いたいという衝動をどう抑えるか?等)
    4. パフォーマンスのコントロールが必要な際

      (例えば、退屈で単調な作業を任された時、集中力どう保ちながら仕事をしていけばいいか?納期間近でハイスピードで仕事を長時間やり続ける必要があるが、どう集中力を切らさずにやれるか?等々)





  3. 意志力は筋肉と同じである。
    意志力は筋肉と同じように考えると分かりやすい。
    一つが、意志力も筋肉と同じように、量には限りがあり、使いすぎると疲労・消耗していく。意志力が消耗していくことを自我消耗と呼ぶ。自我消耗が進めば、どんどん思考や感情、行動を規制する力が弱まっていき、必要なやるべきことがドンドン疎かになってしまいます。全ての種類の行動で用いられる意志力は、同一の意志力であり、有限の資産です。(ダイエットに必要な意志力も、嫌な上司に愛想を振る舞わなければいけない意志力も「、「同じ意志力」ということ。一つの意志力を、色んなものに分配して使っているということ。)だから、つまらない事に意志力を使ってしまい、肝心なやるべき事に意志力が使えないといった本末転倒になってはダメ。限りある意志力を何に対してどう使っていくのか?という戦略思考が求められるのです。

    又もう一つ筋肉と似ていることは、意志力の量は訓練により増やす事ができるということ。適切な筋トレをやれば筋肉量を増やせるのと同じで、適切なトレーニングを行えば、意志力の量も増やすことができる。

  4. 意志力は、血液中のグルコースブドウ糖)がエネルギー源で発生している。
    グルコースが血液中から減っていくと、意志力も同時に弱くなっていく。
    高い意志力を維持していくには、血液中に安定してグルコースが存在するという状態(高くなりすぎても、低くなりすぎてもダメ)をいかに作るか?その為の食生活が非常に大切になる。

  5. 意志力は過信してはいけない。
    意志力は自分が思っている以上に弱いものである。
    私達にはホット・コールド・エンパシーGAP(冷静で心穏やかな時には、激情に駆られ誘惑に囲まれて熱くなっているときの行動は理解できない)というものが存在する。
    お腹がいっぱいの時には「ダイエットなんか楽勝だ」などと考えて、月に5キロ、10キロ痩せようなどと目標・計画を立て行動しがちになる。その際には、空腹時の時は食べるのを我慢するのは大変さや、それを数ヶ月間維持していこうとする際の困難さは想像できず、非現実的な計画を考えてしまう。結果、挫折により意志力を浪費させてしまうことになりがちである。

  6. 人間は他者とうまくやっていく必要があり、その為に「意志力」が必要とされる。
    他人とうまくやっていくには「我慢」が必要になってくる。相手に合わせるということも必要になってくる。その際に必要な能力として「意志力」が必要になってくる。
    意志力なしに、他者とうまくやっていくことは難しい

  7. 上記6つの意志力の特色を理解すれば、4つの工夫をすれば「強い意志力」を発揮することができる事が分かった。
    1. 意志力をムダに使わない工夫
    2. 必要な場面で、効果的に意志力を使う工夫
    3. 随時、意志力の疲労回復を行う工夫
    4. 意志力UPに向けた日々のトレーニン

明日は、この意志力を高める為の4つの工夫について、私の体験、意志力の強い知人の例などをもとにまとめていきたいと思います。

WILLPOWER 意志力の科学

WILLPOWER 意志力の科学

年初目標を挫折しない為に…今だから「自分戦略」を見直そう。

2014年、はじめてのブログ更新です。

今年もよろしくお願いいたします。





皆さん、今年の目標は決められていますか?

多くの方は元旦、もしくは三が日には「今年の目標」を立てられたとは思いますが、

順調に目標に向かって進んでいるでしょうか?





まだ20日間程度しか過ぎてはいませんが、もう挫折しかかっている方もいるのかもしれません。

そのような方は

「目標」は作ったのかもしれないが

「自分戦略」を作っていない可能性があります。





自分戦略とは、

「目標達成に向けて、あなたの沢山の性格・個性の中で、何を中心として活かすか?(柱とするか)」

という事。





例えば、単純で分かりやすい例で説明しましょう。



70キロの体重の人が「今年は1年間で10キロの減量をしよう」とします。

達成方法はいろいろです。

毎日1時間歩く。炭水化物をとらない。スポーツジムに通う。会社まで歩いて通勤する。等々。



挫折する人の思考パターンの特色は、「目標を決めたらすぐに手段・方法を考える」こと。

「自分もそうかな」と思われる方にお勧めなのが、

一歩立ち止まり、目標が決まったら、方法を決めるためには次の3つのステップを考えることです。







第1のステップ。それは「自分の性格・個性をしっかりと整理する」こと。

人の性格はそれぞれです。自己管理力が高い性格の人もいれば、自己管理力が低い人もいる。計画的に行動ができる人もいれば、計画的行動が苦手な人もいる。

人それぞれ、沢山の強みもあれば、弱みもあります。

目標達成しようとすれば、沢山の性格要素の中で何を、どう活かすか?(自分戦略)が大切になってきます。

性格に向いてない方向性の努力は継続できないし、結果もついてきません。

逆に、性格に向いている方向性での努力は、ラクに行動できるし、やればやるほど達成確率も上がります。

その為に、まずは「自分の性格・個性」ということです。





2番目のステップは、「目標達成に向けて、沢山の自分の性格の中で、何を活かすのか?何が鍵となるのか?(自分戦略)」を考えるとことです。

そして3番目のステップで、自分戦略に沿った形で、手段・方法を考えるのです。





例えば、Aさん、Bさん2人が減量に取り組むとします。

まず「自分の性格・個性」を整理すると以下のようでした。

Aさんは、自己管理力が高い性格。

Bさんは、自己管理力が低いが、楽しいことなら一生懸命やれるという性格。





Aさんであれば、

自分の性格・個性を活かすという事で、「自己管理能力を活かして痩せる」という自分戦略をたて、

戦略に沿った手段として「毎日1時間早起きして朝に歩く。」

「炭水化物をとらない。」

等に取り組んでいく。



Bさんは、Aさんがうまくいっているからといって、同じ方法を行っても減量は失敗するでしょう。

Aさんのやり方は、Bさんの性格・個性に反するやり方なので、挫折する可能性が高い。



Bさんであれば、

自分の性格・個性を活かすという事で、「自己管理に頼ることは諦め、楽しみながら痩せる」という自分戦略をたて、

戦略に沿った手段として

「毎日通うのが楽しくなるような美人インストラクターがいる水泳教室に通い始める」

「一日の疲れがとれる温泉とマッサージのあるスポーツジムに通い始める。」
等に取り組んでいく。

Aさんに比べ金はかかるかもしれませんが、こう考えていけば、Bさんでも目標達成の確率はかなり上がってくるはずです。





20日過ぎた今だから、この週末にでも、目標達成の為に一度立ち止まり

*自分分析を行い

*自分を活かした目標達成の方向性を決定し

*その方向性にあった方法を決定する


してみませんか?





そうすれば、年末には目標クリアの実現可能性が大きく高まると思います。





尚、詳しい自分分析の仕方、自分戦略の作り方に関しては、無料WEBセミナーで説明しています。弊社サイトにて開催中です。(コチラをクリック)

ご参考まで。

マンデラさんから教えて貰った 「困難な時を乗り越える為の10の大




南アフリカ共和国初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ氏が5日、ヨハネスブルクの自宅で死去した。95歳でした。

マンデラさんに直接お会いした事などもちろんありませんが、彼の著書、彼に関するドキュメンタリー、本、映画等々を通して沢山の叡智を頂きました。



私の中では、唯一、同時代を共にした偉人。最も尊敬する人。

それがネルソン・マンデラさん。





あまりご存じのない方は

「ネルソン・マンデラ:不屈の精神:JBpress(日本ビジネスプレス)」

「究極の楽しさ創造の達人 ネルソン・マンデラ元大統領を知ろう」

「マンデラ氏はなぜ特別な存在なのか?」

も読まれるといいでしょう。



彼の凄いのはアパルトヘイトと闘って勝利し大統領になったという結果だけでなく、

一人の人間として学べるのが、それまでのプロセスとその後のプロセスではないでしょうか。

特に、

  1. 27年間も刑務所に拘束されても、徹底して戦い続け、活動を広げていったこと。

  2. 黒人の憎しみの感情が癒えず、白人は黒人の復讐に怯える中、

    ほとんど血を流すことなく、混乱を回避し和解させることに成功したこと。

    そして皆から愛される中、最期を迎えることができたこと。

自分が壁にぶち当たったとき、困難に遭遇した時。

彼の生き様を思い出すだけで、励まされてきました。

そんな中で、時に印象に残った言葉、行動を自分の備忘録代わりにまとめてみました。









  1. 「勇者とは怖れを知らない人間ではない。怖れを克服する人間のことなのだ。」

    27年間、刑務所の中で生き延びてこられたのは、まさにこの姿勢ではないでしょうか?
    単なる怖い物知らずの威勢のいいだけの人であれば、とっくに殺されていたのではないでしょうか。

    私達は「恐れ」を感じる恐がりの自分を「情けないな」などと感じます。そして、「恐れ」を知らない勇者に憧れます。
    しかし、マンデラさんはそんな私達に「自分だって怖いんだよ。」と。あなたも「恐れ」を感じていいんだよと。怖い物しらずが勇者ではないんだと。
    「恐れ」を感じるのは、人間だから仕方ない。
    勇者になるには「恐れ」を感じつつ、恐れの正体を見極め、それに負けず克服する人間になることだと。


  2. 人生の最高の栄光は、絶対に倒れないことではなく、倒れるたびに起き上がることである。

    七十過ぎまで挫折ばかりのマンデラさんの言葉だから響く言葉ではないでしょうか?

    私なども「成功とは倒れずに目標に達する事」と勘違いして、「失敗する(倒れる)」ことを恐れて動くことができないことが、よくあります。
    そんな時、この言葉が励ましてくれます。
    「成功は失敗しないことではない。失敗する度に起き上がることが成功なのだ」と。
    失敗する度に起き上がることで、最高の栄光を掴めるのだと。
    チャレンジ精神を奮い立たせてくれる言葉です。


  3. 「国を変えるためには、まず、リーダーである私自身が変わること。
    それなくしては、人びとに変化を求めることはできない。」


    偉人達は革命までは成功するのですが、旧勢力と新勢力の融和で失敗をします。マンデラさんも釈放後、黒人のリーダー、大統領になり、完全にアパルトヘイトを撤廃するという革命を起こした後、黒人と白人に「融和」をさせることが求められました。

    そこでマンデラさんは、自身の命を守るボディガードに白人を配置したり(暗殺のリスクを背負いながら)、白人の大好きな(黒人が忌み嫌っている)ラクビーを先頭になって自分が夢中になって応援したりと、自分から白人への融和行動をとっていきました。(昔は白人に対して過激派的な人物だったのに)
    彼が変わる事で、黒人も白人も意識を少しずつ変えることができるようになったそうです。

    このありきたりの言葉。マンデラさんの実際の行動を合わせて知ると、実に心に響くものになっていきます。


  4. 「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」

    これは、マンデラさんが刑務所の中で毎日励みにしていたという詞「インビクタス」の一節。(インビクタスの詞はこちらでご覧下さい。)
    刑務所の職員から乱暴されたり、嫌がらせをされても、彼らに自分を支配はさせない。どんな状況の中でも魂までは奴隷にならない。「自分の支配者は自分である」と常に言い聞かせていたのです。
    「刑務所を統治しているのは看守ではない。自らが刑務所を統治できるのだ!その為には、看守の奴隷になるな。彼らの一挙手一投足にイチイチ心を惑わされるな。!戦略的に考え、刑務所の中で、何をしたいのか?具体的な目標を持ち行動しよう」と自分を励ましていたそうです。
    南アフリカ一、劣悪な刑務所の中で、このような姿勢を貫けたのです。尊敬の一言しかありません。

    私達も会社、上司、顧客、環境等が私達を支配してこようと圧力をかけてきます。
    彼らの圧力にイチイチ反応するということは、彼らに魂が支配されているということ。マンデラさんは、それではダメだと教えてくれます。
    彼らに従わなければいけない時でも、イヤイヤ取り組むのではなく、「自分が決めたからやるのだ。せっかくなので○○をしていこう」と目標、目的を持ち取り組む。
    そうすることが、挫けずに取り組める一つのコツだと学ばせて貰いました。


  5. 「人格は厳しい状況のもとでこそ計られる。」

    マンデラさんは、刑務所を厳しい場、辛い場とだけ考えてはいけないと考え、
    「刑務所を罰を受ける場から、学ぶ場に変えなければいけない」と常に仲間に言っていたそうです。
    いつかは社会に出て活動をする為に、刑務所の中で徹底的に学んでおけと。
    「勉強、勉強、勉強。ロベン島の刑務所を大学にするんだ。
    勝利のために、白人に勝利するには、白人の言葉を学び、白人の思考回路を学ぶのだ。刑務所はその最高の環境だ。釈放後に備えて自分を磨け」と。

    実際マンデラさんは、刑務所にいる間に多くの白人の看守達と接していき、彼らの思考回路を学び、白人の看守さえ仲間にしていき、白人と仲良くなる方法を身につけ、出所後の活動に大きく役立てていきました。


  6. 「人生で大事なのは、ただ生きているという事実ではない。
    他人の人生にどんな変化をもたらしてきたかだ」


    思い言葉ですよね。私もこの言葉を死ぬ時に言えるくらいなりたいですね。


  7. マンデラさんの3つの教え

    マンデラさんは単なる理想主義者ではありませんでした。
    かなりのリアリスト。
    そんなリアリストのマンデラさんが周囲の人に以下の3つを教えていたそうです。
    1.決して、その場の雰囲気で決断を下すな!
    2.敵を遠ざけるな、敵は自分の近くにおいておけ!敵がいつ撃つかが分かる
    3.広く全員の意見を聞け

    この3つ。
    私達はつい逆の行動をとってしまいます。
    その場の雰囲気で決断を下し、敵を遠ざけ、都合の良い意見だけを聞く。
    恐怖心に負けてしまったら、このような行動をしてしまいます。
    私達の日常で言えば、苦しい時こそ感情で判断せず、
    苦手な人と接しなければいけない時ほど、その人に近付き、意見を聞く。
    ということになるのでしょう。

    ピンチの時ほど、この3つの教えを実行することがリーダーには大切なのではないでしょうか?
  8. 「現実とは、物事がなんであるかより、どのように見えているかだ。」

    マンデラさんは、外見へのこだわりの理由としてこう語っています。
    象徴としての外見は、ときに中身より重要なのだと。
    これもリアリストらしい言葉。


  9. 「社会を変えるには、門の鍵を握っている人を一人一人ファンにしていくこと」

    マンデラさんはこの実践の鍵を「相手に敬意を示す」だと言っています。
    そして、敬意を示すとは、相手の関心があるものに興味をもつこと。相手の興味への共感を示すことだと。
    マンデラさんは、強烈な反対勢力、卑下する白人達をこの姿勢でファンにしていきました。
    刑務所でマンデラさんが自立できたのは、看守に敬意を示したから。
    看守の弱み、好きなものを探り、徹底的に勉強し、語りかけることをしたからです。

    つい私達は、反対の意見を説得しようとするとき逆の事をやりがちです。

  10. マンデラさんの大統領就任時の演説を最期に紹介

    我々は、自分自身に問いかけます。
    自分ごときが、優秀で、華麗で、才能にあふれた素晴らしい人物であるわけないと。
    だが、そうであってはなぜいけないのでしょうか?

    あなたは、神の子です。
    あなたが、取るに足らない者であるふりをしても、世界のためにはなりません。
    あなたが、周囲の人々に不安を感じさせないために縮こまることは、決して賢くはないのです。

    我々は、我々自身の内にある神の栄光を表すために生まれてきました。
    栄光は、限られた人々のものではなく、すべての人の中にあるものなのです。

    あなたが自分自身の光を輝かせれば、ひとりでに他の人々も同じく輝かせることができます。
    あなたが自分自身の恐れから解放されるとき、その影響は他の人々をも解放することになるのです。