LeopardとUSB HDDとTime Machine
Leopardの目玉機能の一つ、Time Machineによるバックアップを試してみた。
といっても、FAT32でフォーマットされた外付けUSB HDDを接続すると、Time Machineで使いますか?と聞かれるので、はいと答えただけ。初回のバックアップはすげー時間がかかると聞いてたけど、60GBのバックアップを作成するのに3時間くらいだったよ。意外に短かったな。
Time Machineの嬉しいところ
Time Machineで嬉しいのはこんなところ。設定しなくてもそこそこ動くのがよい。
- OS付属
OSに付属してる機能なので、特に準備なしで使える。
- 使い始めるのが簡単
すべてをバックアップするなら、設定は不要。OSをインストールしたHDD以外のHDDがあれば、すぐに使い始められる。
- スケジュール設定が不要
初期設定で、1時間ごとにバックグラウンドで動作するため、意識することなくバックアップが取得できる
- HDD容量を意識した設定が不要
バックアップ先のHDDが空いている限りバックアップを取得するため、どんなHDDを使ってもそれなりに動作する(もちろん、あまりにも容量が小さいとNG)
- リストアが簡単
例の大げさなインタフェースで過去にさかのぼる以外にも、以降アシスタントと連携して、Time Machineのデータを新しいMacに移すことができる
Time Machineの悲しいところ
もちろん嬉しいところばかりじゃない。Time Machineの悲しいところはこんなところ。
- HDDが余分に必要
バックアップという意味では当然だけど、Time Machineを使い始めるハードルになっちゃう
- Time Machineで使用してるHDDのデータ障害に対して脆弱
Time Machineは、おそらくhard linkを使ってバックアップ先のHDD使用量を節約してるので、バックアップ先のHDDでデータ障害があったら、失われるデータが存在する。どういうことかというと、変更されてないデータはバックアップ先のHDD上ではコピーを作成しないので、あるデータ障害がTime Machineでバックアップしてた全期間に影響するってこと。特に変更されないデータほど影響がでかい。Time Machineは過去にさかのぼれるから、バックアップとはいっても失われてしまうと寂しいよね。
対策は、やっぱ複数のHDDをTime Machineでのバックアップ先に使用することだけど、そんな設定できたっけ?
まとめ
まーいろいろと目につくところもあるけど、お手軽さで挽回して及第点ってとこかな?例の大げさなインタフェースも見ていて楽しいし。設定すると、以後は自動でバックアップを取得してくれるのもいい感じ。
MacBookだと、外付けHDDを接続するのが面倒だから、そのあたりからバックアップ体制が崩壊しないように対策せねば。
おまけ
今回は、外付けHDDにIO-DATAの
HDC-Uシリーズ
を使用した。このHDD、通電状態が青色、アクセス状態が紫色のLED色で表示される。青色は流行だからいいとして、アクセス状態が紫ってのは、どーも違和感がある。アクセス状態はやっぱ赤じゃね?もっとも、青に赤を加えると紫になるんだけどね。
あと、MacBookでTime Machineに使うなら、USBバスパワーで動作するモバイルタイプのほうがよいかも。モバイルタイプじゃないHDDは、電源の確保が面倒すぎです。ただ、モバイルタイプだと容量が心許ないけど。
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