斜め読みOpenID Authentication 1.1 用語集
OpenIDの最新の仕様についての適当な和訳ドキュメントが無い気がするので、私的に気になった所だけ斜め読み和訳してみました。
あまり当てにしないで下さい。(><)
用語 (2.Terminology)
- End User
- 自分のアイデンティティをConsumerに承認して欲しい実際のユーザー。ぶっちゃけサービス利用者。
- Identifier
- アイデンティティはURL。OpenIDの認証プロトコルの全体フローはエンドユーザーかエンドユーザーが所有するURLに関して提供される物
- Claimed Identifier
- エンドユーザーが自分たちで所有していると主張するアイデンティティの事。従ってコンシューマーに既に許可されたアイデンティティとは限らない。
- Verified Identifier
- コンシューマーから既に承認されたアイデンティティの事。
- Consumer
- エンドユーザーの所有するClaimed Identifierを承認するウェブサービスの事。
- Identity Provider
- IdPやサーバーと呼ばれる。これはコンシューマーがエンドユーザーが所有するClaimed Identifierに暗号化された証明を求めるOpenID認証サーバーである。*1エンドユーザーが彼らのIdentity Providerをどのように認証するかはOpenID認証の仕様の範囲外である。
- User-Agent
- エンドユーザーのブラウザの事。別にJavaScriptが動いたり特別なプラグインは必要じゃない。
用語集を読んだ私的な感想
+ ClaimedとVerifiedからも分かる通り、OpenIDは持ってるだけじゃなくて、サービス側にverifyされないとダメ
+ IdP(サーバー)は幾らでもでっち上げられるので、IdP自体の信用性に関してはOpenID自体の範疇外
この二点が非常に重要だと思った。
遅れについて
もうこの手の話がホットになってたのってちょうど1年前くらいだと思うけど、自分が1年も遅れを取ってたんだなーと実感するひととき。
当然当時も話そのものがあがってざっくりは知っていても、そのときの仕事の内容だとかで詳しく調べる機会すら無かった気がする。
光陰矢の如し。
*1:訳は意味不明だけど原文の言わんとする事はなんとなく分かる英語初級者に一般的に見られる現象w