android.media.audiofx
GingerBreadで新しいパッケージandroid.media.audiofxが追加されたのでいつものとおり適当に訳してみるよ。
Interfaces
AudioEffect.OnControlStatusChangeListener アプリがエフェクトエンジンのコントロールを取得/喪失するタイミングで、AudioEffectから呼ばれるメソッドを定義する AudioEffect.OnEnableStatusChangeListener エフェクトエンジンがアプリによって使用可能状態に変化したタイミングで、AudioEffectによって呼ばれるメソッドを定義する BassBoost.OnParameterChangeListener パラメータ値が変化したタイミングでBassBoostによって呼ばれるメソッドを定義する EnvironmentalReverb.OnParameterChangeListener パラメータ値が変化したタイミングでEnvironmentalReverbによって呼ばれるメソッドを定義する Equalizer.OnParameterChangeListener パラメータ値が変化したタイミングでEqualizerによって呼ばれるメソッドを定義する PresetReverb.OnParameterChangeListener パラメータ値が変化したタイミングでPresetReverbによって呼ばれるメソッドを定義する Virtualizer.OnParameterChangeListener パラメータ値が変化したタイミングでVirtualizerによって呼ばれるメソッドを定義する Visualizer.OnDataCaptureListener オーディオのビジュアライゼーションのキャプチャを定期的に更新するためにVisualizerによって呼ばれるメソッドを定義する Classes
AudioEffect オーディオエフェクトをコントロールする基底クラス。androidのオーディオフレームワークによって提供されている。 AudioEffect.Descriptor オーディオフレームワークで実装された特定のエフェクト上の情報を含むエフェクト記述子。 queryEffects()メソッドは、エフェクト列挙型を容易にする記述子の配列を返します。
- type: このエフェクトによって実装された OpenSL ESインタフェースに対応するUUID
- uuid: この特定の実装においてのUUID
- connectMode: EFFECT_INSERT または EFFECT_AUXILIARY
- name: (人が読める形式の)エフェクト名
- implementor: (人が読める形式の)エフェクト実装名
BassBoost 低い周波数の音をブーストしたり増幅するオーディオエフェクト。 BassBoost.Settings すべてのBassBoostパラメータを再グループ化する設定クラス。 EnvironmentalReverb 環境リバーブレータ。室内で生成された音に空間感を与える残響。 EnvironmentalReverb.Settings すべての環境リバーブパラメータを再グループ化する設定クラス。 Equalizer 特定の音楽ソースかまたはメイン出力ミックスの周波数応答を変更するのに使われるイコライザ。 Equalizer.Settings すべてのイコライザパラメータを再グループ化する設定クラス。 PresetReverb プリセットされたリバーブレータ。室内で生成された音に空間感を与える残響。 PresetReverb.Settings すべてのプリセットリバーブパラメータを再グループ化する設定クラス。 Virtualizer オーディオチャンネルを空間化するエフェクト*1 Virtualizer.Settings すべてのヴァーチャライザーパラメータを再グループ化する設定クラス。 Visualizer ビジュアライゼーション用。アプリが現在再生中のオーディオの一部を取得することができるビジュアライザークラス
NexusOneとかもう端末ぶん投げたくなるぐらい音質がわるかったり、音へのこだわりが全く見られなかったandroidですが、やっと人並みのサウンドエフェクトがGingerbreadから対応されます。とくにMediaPlayer.snoop()とかの非公開APIをリフレクションでいじってたひとは、Visualizerとか嬉しいんじゃないでしょうか。
*1:サラウンドのことだと思われる