リコーイメージングは3月16日、全天球カメラ「RICOH THETA」(リコー・シータ)で撮影した動画を取り込み、画像変換処理を行うPC向けアプリの新バージョン「RICOH THETA for Windows/Mac バージョン1.10.0」を公開。このバージョンアップにより、Googleの360度動画規格に対応する。
RICOH THETAは、撮影者を囲む全天球のイメージを同時に記録できるカメラ。最大で3分間の動画を撮影でき、動画をPCに取り込み画像変換処理を行うことで全方位動画を楽しめる。
これまでは、専用プレーヤー以外で映像を視聴できなかったが、今回のバージョンアップによりYouTubeの「360度の全方位動画」に対応。RICOH THETA for Windows/Macアプリで取り込み、画像変換処理を施したMP4ファイルをYouTubeにアップロードすれば、全天球動画をPCまたはAndroid端末のYouTube上で動かして楽しめるようになる(iOSには近日対応予定)。
ただし、theta360.comにアップロードしたFacebookやTwitterでの動画共有は、引き続き5メガバイト以下に限定される。
対応OSはWindows 7 SP1/Mac OS X 10.7以降。バージョンアップ版のダウンロードは専用ページから行う。
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