Linux 用 Opera Developer 24 リリース
これまで多くの方々から Linux 版の新 Opera はないのかと質問がありました。繰り返し、準備が出来たらとだけお答えしてきましたが、ようやく今日、公開することが出来ました。Opera は Linux 版の開発もやっていました。
Opera 社内の開発者の多くは Linux が好きで、日常業務も Linux 上で行っています。したがってユーザの方々の要望を誰よりも重く受け止め、しばらく前から Linux 版の開発を行ってきました。
新 Opera になって開発の優先順位から Windows と Mac が先になりましたが、これは従来からあることで、そこにエンジンの変更が重なり、お待たせする時間が長くなってしまいました。
また Linux 版を追加することは、オープンソースの OS を使っている人にもウェブへのアクセスを手助けすることであり、オープンなインターネット、あらゆる人にウェブへのアクセスを提供するという Opera のビジョンとも合致することでもあります。
Opera for Linux Developer
Linux 向けに提供する Opera は Windows や Mac 版とはちょっとした違いがあります。
1. Opera Next や安定版 Opera はなく、当面は Opera Developer のみを提供します。
2. 動作環境として現在最も広く使われている 64ビット版 Ubuntu の Unity デスクトップのみをサポートします。他のディストリビューションでも動作するかも知れませんが、検証はしておりません。
これは開発リソースの集中のためであり、同時に Linux 版をお好みになるユーザの方々の関心に合致するものであると考えています。
上記 2 点は将来変更になるかも知れません。
Opera Developer 24
本日は同時に Windows, Mac 版の Opera Developer 24 も更新いたします。特に目につく変更点として、Tab peek があります。前回のチェンジログに乗っていたので気になっていた方もあったでしょう。同様の機能が Linux 版にも実装されています。
もちろん従来からのスピードダイヤル、スタッシュ、ディスカバー、エクステンションそして Opera Turboは Linux 版でもお使いいただけます。
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