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Redmineワンポイントチェック(1): ユーザーは「削除」ではなく「ロック」をする

 更新  •  分類:  •  石原佑季子

Redmineをより便利に、効率よく使いこなすためのチェックポイントを紹介する連載記事「Redmineワンポイントチェック」を始めます。第1回は使わなくなったユーザーアカウントの取り扱いの話題です。


ユーザーの異動・退職などでRedmineにアクセスできないようにするときに、「削除」か「ロック」どちらにすべきか迷ったことはありませんか?

ユーザーを削除すると、そのユーザーがこれまでチケットを作成したり更新した情報から名前が消えてしまいます。そのユーザーが担当者になっていたチケットについては担当者が空欄になります。また、削除したユーザーは元に戻すことができません。


削除したユーザーは匿名ユーザーと表示され、誰が更新したチケットなのかわからなくなってしまいます。

不要なユーザーはロックする

ユーザーをロックすると、そのユーザーはRedmineにアクセスできなくなります。また、プロジェクトのメンバーの一覧や担当者を選択するプルダウンメニューからも表示されなくなります。

ロックされたユーザーの名前は注記などの履歴にはグレーで表示されます。また、ロックしたユーザーはロックを解除すれば、いつでも利用を再開することができます。

メンバーの異動や退職などでRedmineを利用しなくなったユーザーは「ロック」をしましょう。

ロックとアンロックの方法

ユーザーをロックするには以下の手順を実行します。

  1. 「管理」→「ユーザー」の画面を表示
  2. ロックしたいユーザーの「…」(操作)をクリック
  3. プルダウンメニューの「ロック」をクリック

ロックを解除するには以下の手順を実行します。

  1. 「管理」→「ユーザー」の画面を表示
  2. ステータスを「ロック中」に変更し「適用」をクリック
  3. 解除したいユーザーの「…」(操作)をクリック
  4. プルダウンメニューの「アンロック」をクリック


この連載は毎月下旬に掲載します。「Redmine News」に登録いただくと新着記事をメールでお知らせします。
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作成: 2017-08-31 16:30  •  分類: