念願のChromebook到着。お約束の開封レポート

まずはパッケージ外観から。

箱の時点で持った印象は結構ずっしり。

本体スペックのラベル

Verizonの3G回線で月単位の契約なしに二年間100MB/月のパケット通信が本体料金に含まれてます。

かなり待ち遠しかったChromebookをいよいよご開帳！

いざ開けるとこんな感じ。
さすがにApple製品の様な凝った梱包ではなく、取り立てて書くこともない普通な感じ。

重いのは箱のせいかと思ったら、でてきた本体が結構な重量感。

@miyagawaに調べてもらったら、なんとMacbook Air13よりも僅かに重いとのこと。
実際の印象もAir１３より重い（あたりまえｗ） 

本体には外部ディスプレイ出力アダプタが付属

初回起動時に必要なセットアップ手順は４つ
1. ネットワーク選択
2. 利用規約に同意
3. ログイン
4. アカウント写真の設定
2.→3.の間でシステムのアップデートがかかります。

出荷状態のシステムは0.11.257.90-11.04.19
最初のセットアップ手順でいきなりシステムアップデートがかかります。

僕の場合1時間以上もかかってようやくアップデートが完了。
（人によっては15分程度で終わったとの報告もあり）
アップデート直後のシステムバージョンは12.0.742.113になりました。

元のバージョンが0.11.257.90-11.04.19だったので、
そもそもナンバリングルールから変わってしまった感じｗ

右側面は、USBとSIMスロットが並んでます。これは3Gモデルなので、
2年間100MB/月のパケット通信が含まれてますが、
別途SIMカードを差しての通信もできそうです。

本体手前のSDスロット。
ダミーのSDカード蓋が刺さってます。

左サイドには左からAC、大きめの排気口、
ビデオチャットなどで負荷をかけると結構な熱風が排気されてました。
その横には、外部ディスプレイ出力端子とUSB、オーディオ端子が並びます。

背面はプラスチック素材丸出しでチープな感じ。

トップは白で光沢感も十分でそんなに安っぽい感じはしないです。
Chromeロゴの質感なども悪くない。

Samsung製Chromebook最大の問題と思われるのがこのトラックパッド。
最近のMacBook同様、クリック部分がないタイプで、どこを押してもクリック。
二本指を置いた状態で右クリックなどMac的。

しかしその反応が想像を絶するくらい悪くて、超絶使い勝手を損なってる感じ。
このトラックパッドだけでChromebookの印象を300％悪化させます。:-(

矢印キーの配置がちょっと面白い感じ。

通常のCaps Lock部分には検索キーが。
これがなかなか便利そうで、一度押すと新規タブが開き、素早く検索ができます。
再度押すと元のタブに戻れるあたりも素敵。

通常のファンクションキー部分には
戻る、進む、リロード、全画面、ウインドウ切り替えと
ブラウザ操作に必要なキーが並んでます。
ここら辺はまさにブラウザに特化したことで実現したキーバインド。
相当便利です。

ファンクションキー右側は輝度コントロールや音声コントロールなどここは今時のMacなどでも一般的なキーバインドですね。

あまりにもトラックパッドの印象が悪いので、USBマウスを引っ張り出して差してみたら、
印象が180度変わるほど快適になった。

やっぱりカーソルの動きが不快なのはChrome OS自体の問題ではなく
Samsungのトラックパッドのハードウェアの問題っぽい。
しかしこれは致命的と言っていいほどよろしくないです。

ということで、第一印象としては、
常時使用に絶えがたいほどのトラックパッドの反応の悪さが目につき、
それだけで常用できないという人が多発しそうな予感がする出来なのが残念なところ。

肝心のChrome OS自体の出来は、もう少し使いこなしてからまた報告したいですが、
何はともあれChromeで出来ることは一通りできるので不満はない感じ。

今このブログもChromebookから書いてますが、至って快適。
日本語を含めた文字入力に関しては、Macよりも反応がよく快適なくらい。

パームレストも熱くならないし、カタログスペック通り、バッテリーの持ちが本当に良ければ、
文章・ブログ書きマシンとしてChromebookはかなりイケテルと思われます。
（ただし、トラックパッドとフォントは改善して欲しいところ）

ちょっと高くてもいいから、最初にソニーあたりがVAIOブランドでChromebookを出してたら、
もっと世の中に大きなインパクトを与えられたと思うんだけどなぁ。

今後に期待したいです。