控訴
2005年3月28日(月曜日)
控訴
IT Media からは続報が出ていますね。「「不正アクセス」の司法判断とは――ACCS裁判 (www.itmedia.co.jp)」。
これに対する奥村弁護士のコメントが秀逸でした。
地裁が初めての判断を求められて、
有罪
理由不親切
という場合は、
わからないけど、一応法律があるし、
本件行為を野放しにするわけにもいかないから有罪にしておく
たぶん有罪だと思うよ。
文句があるなら高裁で聞いてくれ
という印象しか受けません。
ああ、なんだかものすごく納得できたような気がします。
その控訴ですが、既になされていたようですね。
- ACCSの個人情報漏洩事件、有罪判決を受けた元京大研究員が控訴 (internet.watch.impress.co.jp)
- 元研究員が控訴 ACCS不正アクセス事件 (www.itmedia.co.jp)
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の個人情報流出事件で、不正アクセス禁止法違反で東京地裁から3月25日に有罪判決を受けた元京都大学研究員が、判決を不服として東京高裁に即日控訴していたことが分かった。
以上、元研究員が控訴 ACCS不正アクセス事件 より
即日控訴というのは「控訴するかは分からない」としていた北岡弁護士の談話に反するように思えますが、office さんが弁護団との相談なしに控訴していたということなのでしょうか。よく分からないですが。
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