IIS のログ改竄(その2)
2003年5月8日(木曜日)
IIS のログ改竄(その2)
以前、IIS のログが改竄されている話をしましたが、もっと酷い例を発見しました。
たとえば /foo/ に default.aspx というファイルを置いてあったとすると、/foo/ に対するアクセスで /foo/default.aspx の内容が返ります。このとき、クライアントは /foo/ をリクエストしているのに、サーバ内部のログには GET /foo/Default.aspx というログが残るという……。しかも何故か先頭大文字。
確かに内部的にはその内容を返しているのでしょうが、ログとしてはクライアントが送ってきたデータを生のまま保存しておかないとあまり意味がありません。たとえば不正アクセスの追求をしようと思ったとき、ログに残っている文字列が IIS によって加工されている可能性を考慮しなくてはいけませんし、証拠としても弱くなるでしょう。
このへん、IIS6 だと良くなっているのかしら……。
- 「IIS のログ改竄(その2)」にコメントを書く
- 前(古い): Urizilla?
- 次(新しい): Refererの書式