大型の台風17号は暴風域を伴い、速度を上げて山陰沖を北東へ進んでいる。台風は今後、温帯低気圧に変わりながら24日(火)にかけて北日本を通過する見込み。北日本から西日本にかけて、広範囲で暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。また、先日、台風の影響で大きな被害を受けた千葉県では、南よりの強い風の吹くおそれがあり、災害復旧作業に十分注意が必要だ。 台風は今後温帯低気圧に変わり北日本へ 暴風や大雨のおそれ 大型の台風17号は、23日午前4時には、島根県松江市の北西にあって、1時間におよそ50キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径170キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっている。 台風は、中国地方にかなり接近していて、中国地方は台風の暴風域に入っている。台風はこの後、