ここに書かれていることは概ね正しい.この方は自分のモチベーションが低下したことを嘆いておられる.そういう方々は大学に多くいる.しかし,日本の大学にはこのような劣悪の環境の中で,モチベーションが低下せずに生き延びている集団も一部存在する.それは最近流行りの言葉で言えば,サイコパス型教授だ.学生,ポスドク,助教そのすべてを人間として扱わず,自分の出世or地位or名誉のために利用する.そのため,この劣悪な日本の環境の中でもそれなりの成果が出る.その業績を元手に,大型予算が当たる.更に悲劇が拡大する.私の少ない知り合いである若手研究者と話しただけでも,医学系や生命科学系,工学系(の中のどの分野でも),農学系.どこにでもいる.比較的若い分野である情報/計算機科学にもいる.
最近の若手研究者は目が死んでいる.最近は医学の発展により,これらの教授の寿命は長い.国立大退官後も院政を引いて分野内で君臨する.偉い先生を基調講演をさせるためだけの謎のシンポジウムが企画される.下々の者が奔走する.ポスドクや助教が偉い先生のパワポをつくったり,大型予算の提案書や報告書をつくったりしている.そして,外部向けには「うちのラボの生産性の高さの秘訣は若手研究者に自由な環境を与えることです」みたいなことを言っちゃう.若手研究者はマジで国外の研究機関に行った方が良いと思う.
ちなみに私は,飲み会の場で(直接の上司ではない別の教授に)口が滑って,「海外の大学で働きたいっすわ.研究だけしたいっすわ.(研究上ではない上司の尻拭いの)雑用もう嫌っすわ」と言ってしまい,(直接の利害関係がない)その教授にブチ切れられた.いま思えば,自分がそういうことをしたら,周りの若手が真似をする負の外部効果があるからだろう.
海外の大学の研究者と話すたびに「日本の大学ってなんであんなにヒエラルキー構造なの?バカなの?死ぬの?」と言われる.そのたびに儒教の影響じゃないっすかねと言っている.(とはいえ,私はよく知らないが,バイオや化学であれば,海外のラボも完全なヒエラルキー構造なのだろうと思う)
念のために書いておくと,私は海外の大学で働くことを決めた.じゃあ,いいじゃんと言われるかもしれないが,自分の母国に愛は当然あるし,母校にも愛はある.なので,国内の大学の質が上がったり,生産性が上がることは素直に嬉しい.どうにかしたいとは思う.が,個人の力でできることは本当に少ない.ただただ悲しい.
文章が読みにくすぎんだよボケ もっと改行しろ
こないだ読んだ小説に出てきた教授がサイコパスでめちゃくちゃ優秀だけど部下は疲弊してる、そんな研究室のいざこざの話だった。 きっとあれは実際に取材して聞いた話から膨らませ...
まじで儒教徒うざいよな。 本当に日本人やめたくなる。 しかし種族が日本人なので辞めたくてもやめれない。 日本人は種族と国籍がイコールになっている。 日本人として誇りを持ち、...
大型予算の研究会合に顔を出すと、若手(といっても40前後)含めてエラい先生の9割方はサイコパス経営者な感じだな。