早いものでiPhoneアプリの開発を初めて1年が経ちました。
今日、iPhoneアプリを配布するための証明書が期限切れになったので、証明書を新規に要求し、各アプリのプロビジョニングプロファイルも更新しました。
また1年後に必要になるので作業手順を記録しておきます。
皆さんにも参考になればと思います。

証明書作成

「キーチェーンアクセス」を起動する。
左ペインの「分類」ー「自分の証明書」を選択する。
右ペインに表示された証明書のうち、更新する証明書を選択する。

メニューから「キーチェーンアクセス」ー「証明書アシスタント」ー「認証局に証明書を要求」を選択して「証明書アシスタント」を開く。

「証明書情報」として次の情報を入力する。
ユーザのメールアドレス:AppleID登録時のメールアドレスを入力する。

通称:AppleID登録時の姓名(アルファベット)を入力する。
CAのメールアドレス:空白のまま
要求の処理:「ディスクに保存」を選択する。

続いて「鍵ペア情報を指定」にチェックする。
「続ける」ボタンを押す。
保存先を指定。(デスクトップで良い)

「鍵ペア情報」として次の情報を入力。
鍵のサイズ:2048ビット(デフォルトのまま)
アルゴリズム:RSA(デフォルトのまま)
「続ける」ボタンを押す。
「設定結果」として次の情報が表示される。
証明書要求がディスク上に作成されました。
「完了」ボタンを押して作業完了。

証明書の登録

iOS Developer Programにログインする。
iOS Provisioning Portalへ移動する。
左ペインの「Certificates」を選択する。
右ペインの「Distribution」タグを選択する。
一覧に「You currently do not have a valid distribution certificate」の表示を確認する。
Actions欄の「Reguest Certificate」ボタンを押す。
一番下にある「ファイルを選択」ボタンを押す。
先の「証明書作成」で作成した証明書要求を選択する。
「submit」ボタンを押す。
「Distribution」タグに戻り、証明書要求が登録されていることを確認する。

「If you do not have the WWDR intermediate certificate installed, click here to download now.」の「click here to download now」をクリックすると証明書(AppleWWDRCA.cer)のダウンロードが開始される。

「Distribution」タグを選択して、証明書がダウンロードできるようになっているのを確認する。

「Download」ボタンを押す。

証明書(distribution_identity.cer)のダウンロードが開始される。

「キーチェーンアクセス」を使って、次の2つの証明書を登録する。
distribution_identity.cer
AppleWWDRCA.cer

配布用Provisioning Profileの作成

iOS Developer Programにログインする。
iOS Provisioning Portalへ移動する。
左ペインの「Provisioning」を選択する。
右ペインの「Distribution」タグを選択する。
右上にある「New Profile」ボタンをクリックする。
「Create iOS Distribution Provisioning Profile」に次の情報を入力する。
Distribution Method:App Storeを選択する。
Profile Name:任意の名称を入力する。
App ID:対象のAppIDを選択する。
「Submit」ボタンを押す。
「Distribution」タグを押してProfileが作成されていることを確認する。
「Download」ボタンが現れたらボタンを押す。
「オーガナイザー」を使って、先にダウンロードしたProfileを登録。
古いProfileはオーガナイザーから削除する。
以上
今日、iPhoneアプリを配布するための証明書が期限切れになったので、証明書を新規に要求し、各アプリのプロビジョニングプロファイルも更新しました。
また1年後に必要になるので作業手順を記録しておきます。
皆さんにも参考になればと思います。
以上