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車検切れの車は買取可能! 損をしない売却方法や査定額を上げるコツを紹介

  • 筆者: MOTA編集部
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車検切れの車を売却をする際に、買取業者に依頼ができるのか知りたいですよね。

車検切れでも車自体の価値が下がるわけではないため、問題なく買取を依頼できます。しかし、買取に出す方法や注意点は車検が残る車とは異なります。

そこで本記事では、車検切れの車を買取に出す方法や注意点、高く売るコツなどを解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. 車検切れの車でも買取可能! その理由や注意点は?
  2. 車検切れの車を買取依頼する方法
  3. 車検切れの車を高く売るポイント
  4. 車検切れの車買取で必要な書類
  5. 車検切れの車で車検を再取得する方法や費用
  6. まとめ


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車検切れの車でも買取可能! その理由や注意点は?

車検を受ける前に車を売却しようと思っていたら、車検が切れてしまったということもあるでしょう。「車検切れの車は果たして売却できるのか」「売れても査定に響かないか」と不安になるかもしれません。

しかし、車を売る際に車検が残っているかどうかはそれほど重視されず、車検切れでも買取を受けることができます。そして査定額も車検切れと車検がある場合とでは大きな差がありません。

ここでは、車検切れの車でも売却できる理由や、買取を依頼する際の注意点について解説します。

車検切れの車も売却できる理由とは?

車検切れでも車を売却できる理由は、車検が切れても買取業者の流通・販売には影響しないためです。買い取られた車は、業者オークションにかけられるか海外に輸出、もしくは店頭で販売されます。

オークションでは車についている情報はすべてリセットされ、海外に輸出されれば日本の車検は関係ありません。店頭販売の場合は、買い取った車に車検が残っていても、売れるまでに切れる場合があるでしょう。

そのため、売却する車に車検が残っているかどうかは、買取にはあまり影響しません。

また、査定で査定士が見るのは外装・内装や修復歴など、車自体の価値に関わる部分であるため、車自体に問題がなければ車検切れでも買い取ってもらえます。

買取を依頼する際の注意点

車検切れの車でも売却できますが、公道で運転できないという点に注意が必要です。そのため、車を運転して買取のお店に持ち込むことはできません。

車検切れの車で公道を運転すると道路運送車両法に違反し、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。 さらに、違反点数が6点加算され、30日間の免許停止になるため、注意しましょう。

また、車検切れの車は自賠責保険も切れている可能性があります。強制保険である自賠責保険に未加入のまま公道を走行した場合、事故を起こさなくても、罰則や罰金が科されるということを把握しておきましょう。

車検切れの車を買取依頼する方法

車検が切れてしまった車を売却したいと考えていても、どのように売却すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。

車検切れの車は運転できないため、買取を依頼する方法を考えなければなりません。方法としては、主に次の3つがあげられます。

買取依頼をする方法

・出張買取を依頼する

・仮ナンバーを取得して買取店に持ち込む

・個人間で売買する

それぞれの方法について、詳しく解説します。

出張買取を依頼する

出張買取は、買取業者が依頼者の自宅など指定された場所を訪問し、査定を行うサービスです。事前に日時を予約するだけで業者が指定場所に来てくれるため、査定のために店舗まで運転していく必要がありません。

査定額に納得できればその場で契約を結び、後日引き渡しを行います。納得できない場合は、その場は査定だけで終了します。他社の条件を確認した上で判断することになるでしょう。


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仮ナンバーを取得して買取店に持ち込む

仮ナンバーを取得して、買取店まで運転していく方法もあります。仮ナンバーとは、車検切れなどで公道を走行できない車に対して、一時的な運行を許可するためのナンバープレートです。

仮ナンバーの有効期限は長くても5日間で、必要最小限の日数のみが許可されます。車検切れの車を買取業者の店舗まで運ぶ目的で1日だけ運転したい場合、許可される日数は1日であり、それ以上の使用はできません。また、走行できるのは、申告した範囲内です。

仮ナンバーを取得する流れは次のとおりです。

・自賠責保険に加入する

・必要書類を準備する

・市区町村の窓口に申請する

・仮ナンバーが発行される

申請には、次の書類を用意します。

・運転免許証

・車検証

・自賠責保険証(仮ナンバー取得の時点で、有効期限が1ヶ月以上あること)

・認印

・自動車臨時運行申請書(役所で発行)

また、手数料も750円程度かかります(自治体によって異なる)。

仮ナンバーの取得には手間や費用がかかるため、出張買取を利用するほうが現実的といえるでしょう。

個人間で売買する

個人間で売買する方法もあります。買取のために車を運転する必要がなく、仲介に業者が入らないため、手数料などもかかりません。

ただし、売買は名義変更や車庫証明の発行などの手続きが必要であり、個人売買ではこれらに必要な書類の準備や手続きなどすべてを自分で行うことになります。手間と時間がかかるでしょう。

また、修復や不具合などのトラブルが起きた場合、責任の所在について問題になる可能性もあります。

車検切れの車を高く売るポイント

車検切れの車を高く売るためには、いくつかのポイントがあります。

まず、早めに売却することが重要です。また、高く売るためには、買取相場を確認しておく必要があります。

車検切れの車を高く売るポイント

・早めに売却する

・買取相場を確認する

・車一括査定を利用する

・洗車や車内の掃除をする

ここでは、車検切れの車を高く売るためのポイントについて、詳しく解説していきます。

早めに売却する

車は時間の経過とともに査定額が下がります。新車登録時をピークに車の価値は下がります。1年経過すると購入価格から約30%減少するといわれています。

たとえば、200万円で購入した車は1年で約140万円になる計算です。高く売りたい場合は、できる限り早く売却したほうがよいでしょう。

また、車検切れの税金を保留する自動車税課税保留制度を設けていない地域では、車検が切れても自動車税の支払いが必要です。無駄な費用を抑えるためにも、売却は早めに決めるとよいでしょう。

買取相場を確認する

車を査定に出す前に、買取相場を把握しておきましょう。業者は利益を出すために、最初は低い価格を提示してくる可能性があります。

相場がわからないと、言われたとおりの価格で売却してしまうことにもなるでしょう。結果として、相場よりも安く売却してしまうかもしれません。

ある程度、どのくらいの価格で売れるのかを調べておくことで、より高く売るための交渉ができます。

車一括査定を利用する

買取相場を確認するならば、車一括査定がおすすめです。

車一括査定とは、一回の申し込みで複数の買取業者に査定依頼ができるサービスを指します。売却したい車の車種や年式、走行距離などの情報を入力すると、複数の買取業者から概算査定額が提示されるシステムです。

車一括査定を利用すれば、個別の業者に見積もりを依頼する必要がなく、買取価格が高い買取業者を簡単に見つけられます。

査定を依頼する際は、個人情報を入力することは把握しておいてください。買取業者から電話がくるため、それぞれの担当者と値段交渉することになります。値段交渉がうまくいけば、高額売却が期待できるでしょう。

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車検切れでも高く購入してくれる買取業者を探すのは大変ですが、車一括査定であれば見つけられます。

車一括査定のMOTA車買取では、Web上で最大20社による査定を受けられます。すべての業者から電話がくることはなく、やりとりするのは上位3社だけです。高値をつけた業者だけと値段交渉できるため、効率的な売却ができるでしょう。

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洗車・車内の掃除をする

査定を受ける前に、洗車や車内の掃除を行うことも高く売るためのポイントです。内外装の状態は、査定士の第一印象を左右します。車検が切れてしばらく乗っていない車は汚れている可能性もあるため、よく掃除しておきましょう。

特に査定に影響するのは、内装の汚れや臭いです。タバコやペットの臭いがある場合は、大幅に減額される可能性が高いため、掃除と消臭は徹底的に行いましょう。

トランクルームに荷物を入れている場合は、すべて降ろしておくことも忘れないようにしましょう。

車検切れの車買取で必要な書類

車検切れの車を売却するときは、必要書類を早めに揃えておきましょう。車検切れでも必要書類は通常の場合と同じです。

普通自動車と軽自動車では異なる書類もあるため、事前に確認しておいてください。

ここでは、共通の書類と異なる書類に分けて解説します。

普通自動車と軽自動車で共通の必要書類

普通自動車・軽自動車に共通する必要書類は、次のとおりです。

普通自動車と軽自動車で共通の必要書類

・車検証

・自賠責保険証明書

・納税証明書

・リサイクル券

このほかに普通車では「譲渡証明書」「委任状」が、軽自動車では「申請依頼書」が必要になり、これらの書類は買取業者が用意します。

ここでは、共通で必要になる書類についてみていきましょう。

自動車検査証

車検が切れている車でも、売却のときには自動車検査証(車検証)が必要です。車検証とは、車が車検を受け、保安基準を満たしているかどうかを証明する書類を指します。

運転の際には必ず携帯しなければならないため、ダッシュボードの中などに保管していることが多いでしょう。見当たらない場合は、車内をよく探してみてください。

車検証を紛失した場合は、管轄の運輸局で再発行の手続きが可能です。申請書や本人確認できるものなど再発行に必要な書類を揃えて申請すれば、新しい車検証が即日交付されます。

自賠責保険証明書

自賠責保険証明書とは、自賠責保険に加入していることを証明する書類です。正式名称は「自動車損害賠償責任保険証明書」で、自賠責保険証とも呼ばれます。

車を運転するときには、必ず自賠責保険証明書の携行が必要です。仮ナンバーで車を運転する場合も携行しなければなりませんが、出張買取を依頼する場合は、自賠責保険が切れていても新たに加入する必要はありません。

保険が切れているときでも売却時には自賠責保険証明書の提出が必要になるため、準備しておきましょう。

保険がまだ残っている場合、保険料は前払いで納めているため、残っている期間分の料金は売却時に返却されます。

納税証明書

納税証明書とは、毎年納める自動車税を支払ったことを証明する書類です。自動車税を滞納していると車が差し押さえになる可能性があるため、買取の際には納税していることを証明するために納税証明書を提出しなければなりません。

自動車税は、4月1日時点で車検証に記載されている車の所有者に課される税金で、毎年課税されます。

納付書が送付されてくるのは、毎年4月下旬から5月上旬ごろです。居住地の自動車税事務所から、自動車税納税通知書が車の所有者に送付されます。一般的に、納税期限は5月31日です。

指定の金融機関(銀行、郵便局など)やコンビニエンスストアなどの窓口で納めると、領収日付印が押された用紙が返却され、納税証明書として利用できるようになります。小さな用紙であるため、なくさないように注意しましょう。

ただし、クレジットカードやペイジー、スマートフォン決済など、窓口以外で納税した場合は、領収日付印を押した納税証明書が手元にありません。自治体によっては納税証明書が自宅に郵送されますが、郵送されない場合は交付請求が必要です。

交付請求は、都道府県税事務所や自動車税管理事務所の窓口か、郵送により手続きをします。

リサイクル券

リサイクル券とは、新車を購入した際にリサイクル料金を支払ったことを証明する書類のことであり、車の売却時に必要です。リサイクル料金は車の解体や再利用にかかる費用で、車を購入するときはリサイクル料金の支払いが義務づけられています。そのため、車の売却時にはリサイクル券の提示が必要です。

リサイクル券は、一般的に車検証などと一緒に保管されていることが多いでしょう。なくした場合は、再発行ができません。代わりに、リサイクル料金の預託状況の照会結果を提出することで、売却の手続きが可能です。

預託状況は「自動車リサイクルシステム」で、車台番号や登録番号などを入力して検索します。照会結果のページにある「画面印刷」ボタンを選択すると預託状況などが記載されたページが印刷できるため、印刷した紙を提出しましょう。

普通自動車・軽自動車で異なる書類

種類普通自動車軽自動車
譲渡証明書

必要

不要

委任状

必要

不要(申請依頼書が必要)

印鑑

実印・印鑑登録証明書

認印可

普通自動車・軽自動車で共通する書類のほかに、普通自動車では譲渡証明書・委任状と、実印・印鑑登録証明書が必要です。

譲渡証明書とは、自動車の売却等により譲渡・譲受する場合の「移転登録」をする際に必要になる書類です。売主・買主の双方が車の譲渡に同意していることを証明します。委任状は、委任者である本人が売却に関する手続きの代行を依頼するために必要です。どちらの書類も、業者側で用意します。

譲渡証明書・委任状には実印と、実印を証明するための印鑑登録証明書が必要です。印鑑登録証明書は、有効期限が交付後3ヶ月以内のものを用意しましょう。

軽自動車の場合は、譲渡証明書・委任状は不要です。代わりに「申請依頼書」を用意します。申請依頼書とは、軽自動車の検査や名義変更などの手続きについて、車検証に記載されている所有者ではなく代理人が行う際に必要となる書類です。

委任状と同じ役割を果たします。申請依頼書は業者側が用意しますが、印鑑は持参しましょう。実印は必要なく、認印でもかまいません。

車検切れの車で車検を再取得する方法や費用

車検切れの車をもう一度乗ってから売りたいという方や、車検を再取得してから売りたいと考える方がいるでしょう。

車検が切れてしまったとしても、再度車検を通すことは可能です。

自分で再車検を受ける手順や費用

自分で再車検を受ける場合は、次の手順で行います。

自分で再車検を受ける手順

1. 「自動車検査インターネット予約システム」で予約する

2. 仮ナンバーを取得して、車検場まで運ぶ

3. 自賠責保険に加入する

4. 継続検査を受ける

車検の切れた車で車検場に行くためには、仮ナンバーの取得が必要です。仮ナンバーは5日の期限があるため、車検場に持ち込む前日に取得するのがよいでしょう。

再車検の費用は、通常の車検と同じく、法定費用として次の費用がかかります。

再車検の費用

・自動車重量税:0円〜7万5,000円(車輌重量や経過年数、エコカー減税の有無で異なる)

・自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月・普通自動車の場合)

・印紙代:小型車1,700円、普通車1,800円

業者代行を依頼する費用

「手間をかけたくない」「自分で車の整備をできない」という場合は、業者に代行を依頼しましょう。代行依頼をする場合の費用は、法定費用のほかに、車検基本料金として1万円〜8万円程度かかり、金額は車種や業者によって異なります。

部品代や工賃もかかりますが、交換する部品や業者によって料金が異なるため、事前に確認しておきましょう。複数社を比較して、料金設定の低い業者に依頼するのもよいでしょう。

再車検により査定額が上がる可能性はありますが、再車検には手間や費用がかかります。どちらがお得になるかをよく検討して決めるとよいでしょう。

まとめ

車は車検切れでも買取が可能であり、査定額も大きな減額はありません。ただし、車検切れの車は公道を運転できないため、買取を依頼する際は出張買取を依頼するか、仮プレートを取得することになります。

より高く売るためには、できるだけ早く売却することがポイントです。買取相場も、必ず確認しておきましょう。

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