[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

糖質制限でインスリンをコントロールするという迷信

Subscribe
Notify of
guestguest

50 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
パリアッチパリアッチ
パリアッチ
2022年3月31日 12:50 am

「最近の研究で、2種類の食事メニューを使ってインスリンへの影響が比べられました。1種類はたんぱく質21gに炭水化物が125g、もう1種類はたんぱく質75gに炭水化物75g、両方とも全体で675kcalという内容でした。インスリンの分泌量は下のグラフのようになりました。」

これが残念すぎますね。このページのタイトルの「糖質制限でインスリンをコントロールするという迷信。」という主旨から大きく逸脱しています。そもそも糖質制限を語る記事でこんな研究を引用するなんて、信用ガタ落ちですね。
C75gなんて一般に糖質制限食とは呼ばないでしょう。この記事のせいで流し読みする人は勘違いしてしまいますね。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  パリアッチ
2022年3月31日 7:20 am

パリアッチさん、コメントありがとうございます。

一般的に流し読みで強い影響を受ける人はいないものと私は考えています。

お時間があれば記事内の以下の記述もあわせてご確認ください。

「炭水化物が75gあれば低炭水化物とは言えない」と考える人もいるかもしれませんが、重要なのはそこではありません。ここで重要なのは、炭水化物の多いメニューは、2倍近い炭水化物を摂っていて、血糖値も大きく上がっていたにもかかわらず、インスリンの分泌はたんぱく質の多いメニューよりも少なかったということです。この研究に使われたたんぱく質と炭水化物は、同じくらいインスリンの分泌を促す力があったということです。

おにくたべたいおにくたべたい
おにくたべたい
2019年3月12日 3:18 pm

取り扱いの難しいテーマを丁寧に書かれていて感心しました。
タンパク質と糖質でインスリン分泌が似たような傾向を示すのは初耳です。
こういう情報を得ると、また、身体作りへの考え方が違ってきます。

私は去年の7月ぐらいから、断続的にケトを交えて身体作りをしています。
増量したい時期はそこそこ炭水化物も摂りますが、減量時はケトですね。

ケトジェニックに一定の効果は感じるものの、万能ではないと考えています。
というのも、炭水化物を含む高カロリーを食べた年末年始を過ぎて、
1月の半ばには、体脂肪率も体重も、いい数字が出たんですよね。
これはどういうことだろう?と考えながら取り組んでいます。

私の身体にとって理想の栄養バランスは、今後も模索が続きます。
糖質を摂ると眠気がひどかったり、アレルギー性鼻炎の症状が強かったり。
少し制限するか、がっつり制限するか、ぐらい。

ケト中は確かに、筋出力は落ちますね。
ただ、持久力と耐寒能力は、大きく上がっている感触があります。
いったい身体の中で何が起きているか?考え出すと興味は尽きません。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  おにくたべたい
2019年3月14日 6:45 am

おにくたべたいさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>これはどういうことだろう?と考えながら取り組んでいます。
減量を進めるという意味では長いスパンで見たカロリー収支が最も重要になりますね。
ただ、食習慣は体重や体脂肪以外の部分にも影響するので、ご自身にとってどういう食事の摂り方がベストかはいろんな側面のバランスを考慮しながら試行錯誤するということになるかと思います。

このサイトの情報が少しでも参考になれば幸いです。

ヒョロガリヒョロガリ
ヒョロガリ
2017年11月5日 1:02 pm

炭水化物を摂取すると糖化が起こりやすくなり、糖尿病やアルツハイマー病、ガンなどにもかかりやすくなるという話を聞きました。健康面を考えるとケトジェニック+筋トレで筋肉をつけた方が良いのでしょうか?見解を聞かせていただけると幸いですm(_ _)m

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  ヒョロガリ
2017年11月6日 10:27 am

ヒョロガリさん、こんにちは。

>糖尿病やアルツハイマー病、ガンなど
まず、こういった病気を発症するかには、年齢、性別、人種、運動習慣の有無など、食べ物以外の要因が多くかかわってきます。食生活の中でも健康に関連する要因が多くあり、糖化も現在研究されている要因のひとつということです。

それを踏まえて、糖化に関しては、体内でAGEが作られることに注目して、炭水化物を避けるべきだと語られることがあります。

しかし、食べ物に含まれるAGEという意味では、炭水化物よりも脂肪とたんぱく質の方が多くなります。さらに、同じ食べ物でも調理法によって変わりますし、加工食品では添加されている場合もあるようです。

つまり、炭水化物を避ければ糖化対策ができるというほどシンプルではありません。

>健康面を考えるとケトジェニック+筋トレで筋肉をつけた方が良い
筋肉を増やすにはある程度のカロリー摂取量を確保する必要がありますが、極端に炭水化物を避けると、たんぱく質と脂肪を極端に多く摂ることになります。これはこれで別の健康リスクにつながる可能性は考えられます。

ヒョロガリさんが、なにか病気のリスクを持っておられるかや、その場合にどういう食生活が良いのかは医師に相談すべき事柄で、このコメント欄で答えを差し上げることはできません。AthleteBody.jpは医学的アドバイスをするサイトではないので、十分にご理解ください。

ただ、上に書いたようなことを踏まえて、糖化が心配という理由だけで炭水化物を避けないといけないと考えるべきではないと思います。

少しでも参考になれば^^

ヒョロガリヒョロガリ
ヒョロガリ
返信先:  八百 健吾
2017年12月16日 9:34 pm

丁寧な回答ありがとうございます。色々調べますと、ケトン体はルコースによる糖化を経ることなく、タンパ ク質のAGE化を引き起こすことが確認されている様で、八百さんの仰る通り単純に炭水化物を避ければ糖化を防げるわけではないようです。

なななな
なな
2017年3月8日 7:59 am

記事を読ませていただいて
自分の不調に納得いたしました。
約一年間、タンパク質メイン
卵、チーズ、お肉で完全な等質制限をした結果、体脂肪8%、体重12kg増
血液検査でインスリンが20と
インスリンの高い状態が、一年以上続いております。
身体にセルライトでき、代謝も悪く太る一方。食事制限をして夕食を抜いたら、朝昼の食事でカロリー押さえても太る現実に愕然とし、今三食規則正しい食事にしても体重は増えません。
何が正しいのか、自分の身体をもって証明しました。
インスリンの数値を下げるにはどうすればよいのか知恵をお貸しください❗

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  なな
2017年3月10日 9:33 am

ななさん、こんにちは。

体重や体脂肪を落とすことを目的とされているのであれば、インスリンの分泌ではなく、カロリー収支がマイナスになるように食事を見直すということになりますね。

バニラバニラ
バニラ
2017年2月10日 6:53 pm

初めまして。
2つ質問します。
ホエイプロテインを飲むことは血糖値に良い影響を与えるということですか?
たんぱく質を摂ってインスリンを多く分泌させることは良いことですか?
よろしくお願いいたします。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  バニラ
2017年2月13日 6:22 pm

バニラさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

書き込んでいただいた質問文だけを拝見して、YESかNOでお答えできるものではないですね。バニラさんの状況によって変わってくると思います。

かえるかえる
かえる
2016年12月7日 2:06 am

>2種類の食事メニューを使ってインスリンへの影響が比べられました。1種類はたんぱく質21gに炭>水化物が125g、もう1種類はたんぱく質75gに炭水化物75g

この記事を書いた人はバカなんですかね?? 実験した人間も。なんで炭水化物75グラムも入れてるんだよ。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  かえる
2016年12月7日 4:55 pm

>この記事を書いた人はバカなんですかね??
この記事を書いたJames Kriegerについては、昨年イギリスで行われたカンファレンスでのプレゼンテーションを見学し、直接話をしたことがありますが、研究データを多角的に見ることのできるプロだと思います。

>実験した人間も。なんで炭水化物75グラムも入れてるんだよ。
研究で使われた食事設定の狙いについては、リンクした論文に詳しく書かれています。フルテキストを読まれた上で、納得がいかなければ、研究機関に直接尋ねられてください。

今後、建設的なやりとりができないと判断した場合には、申し訳ありませんがコメントを削除させていただいます。ご了承ください。

けんちょけんちょ
けんちょ
2016年6月23日 10:58 am

このたび初めてこちらのサイトを知り、興味深く拝見しておりました。
e bookもさっそくダウンロードさせていただきプリントアウトをしていつでも読めるようにさせていただきました^^。
 私は女性41歳なのですが、ひょんな事からパーソナルジムで働く事となりそれに伴って3か月位で
65.5キロから56キロまでウェイトトレーニング・有酸素運動・食事で減量をいたしました。
前置きが長くなりましたが、どこの記事に質問を書いてよいのかわからずにこちらの記事に書かせていただきましたが、女性でウェイトトレーニングによる頭部脱毛をされた方というのは今までいらっしゃいましたか? 
 ここ1か月ほど髪の毛がとても抜けるようになってしまいました。
食事による栄養不足もあるかもしれませんが、純粋にウェイトトレーニングでそのような事が起きるのか、もしそのような事例がございましたら教えていただけませんでしょうか。
 ちなみに、3年ほど前に子宮を全摘しておりますが卵巣は残しております。
ホルモン系の異常をきたすことがありますでしょうか。

私自身のこともそうですが、今後トレーナーとしてそのような危険性をお客様に伝えなくてはならないのかと思いコメントをさせていただきました。
お忙しいところ恐縮ではございますが、教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  けんちょ
2016年6月25日 3:24 pm

けんちょさん、コメントありがとうございます。

ウチで指導させていただくクライアントさんで、トレーニングや食事管理を始めて脱毛で困られたという経験はないですね。
3ヶ月で65.5kgから56kgというと、かなりハイペースな減量なので、食事制限などが影響したのかもしれないですが、まったく他に要因があるのかもしれません。
脱毛や発毛の専門の方に相談されると、参考になるお話が聞けることかもしれないですね。

お力になれずすみませんm(_ _)m

けんちょけんちょ
けんちょ
返信先:  八百 健吾
2016年6月25日 11:12 pm

ご返信ありがとうございます。大変光栄です。自分なりにトレーニングをしなくてはならない!食事制限をしなくてはならない!と知らず知らずのうちにストレスがあったのかもしれません。現に半月板損傷を疑われるとの診断を受けるほど自分を追い込んでしまっておりました。 
 膝周りの筋肉は出来上がっていないにもかかわらず調子に乗ってしまったのかもしれません…
 原因はまだ定かではありませんが、過ぎたるは及ばざるが如し…肝に銘じ、症状を観察しながら皮膚科.婦人科等受診を視野に入れ、善処したいと思います。 

この度は急な質問にも関わらずご対応頂きましてありがとうございました!
今後も参考にさせて頂きます!

わっふるわっふる
わっふる
2016年6月6日 12:18 am

栄養士なのですがインスリンについての話、大変参考になりました。

何かを悪いと言うなら、インスリン自体が悪いのでは無く、高血糖が続くか
高血糖にならざるえない状態自体が悪いのであると。

タンパク質も炭水化物に匹敵する程血糖を上げるとなると
1型糖尿病や2型糖尿病でも、インスリンの分泌がかなり悪い人は
タンパク質も控えめの方が良いのかもしれませんね。

そうなるともう、3大栄養素、脂質しか残ってないですけどね

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  わっふる
2016年6月8日 12:13 am

わっふるさん、こんにちは。

わっふるさんは栄養士でいらっしゃるんですね。これまでに頂いていたコメントへのお返事が、わっふるさんの意図とズレたりしていたことがあったかもしれないと思いましたm(_ _)m

>タンパク質も炭水化物に匹敵する程血糖を上げる
たんぱく質で上がるのはインスリンの分泌量ですね。糖尿病に高たんぱく質の食事は有効なようです。
ウチは医学的な話をするサイトではないので、翻訳を見合わせているんですが、この記事の続編(英語)で糖尿病にも触れられています。

しんたろうしんたろう
しんたろう
2016年5月29日 1:05 am

初めまして。筋トレが趣味の大学生男子です。いつも非常に有益な情報の無料提供ほんとうにありがとうございます。
 来週からリーンゲインズを用いて、減量をやってみようと考えています。そこで素朴な質問をさせて頂きたいのですが、リーンゲインズでのカロリー計算とは減量開始時と体重がいくつか落ちた後では、1日のカロリーの総摂取量をまた計算し直していくのでしょうか? 例えば、体重が75kgの時点でトレーニング日のカロリーを2300kcalに設定したとして、体重が72kgに落ちた段階でもそのままのカロリー量の設定でよろしいのでしょうか? それともまた計算し直して多少でもトレーニング日も休息日もカロリー量の設定を下げるべきなのでしょうか?
 基本的な質問をしてしまい申し訳ありませんが、全ての記事に注意深く目を通したつもりですが、はっきりと判断できなかったため質問させて頂きました。お忙しいとは思いますが、ご回答のほどよろしくお願い致します。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  しんたろう
2016年5月30日 7:52 pm

しんたろうさん、初めまして。コメントありがとうございます。

>体重が72kgに落ちた段階でもそのままのカロリー量の設定
減量のためのカロリー摂取量を決めて、体重が落ちてくると、少しずつ体重の落ちるペースが遅くなっていきます。この減量ペースが鈍るタイミングには個人差があって、はじめに決めたカロリー摂取量で、72kgまでスムーズに落ちる場合もあれば、70kgまでスムーズに落ちる場合もあります。
さらに落として行きたい場合は、そのときの実際の食事量をベースに少し減らします。(1日あたり200kcal削る etc.)

計算で出せるのはあくまでも理論上の値なので、しんたろうさんにピッタリ当てはまらない可能性があります。普段から自分のカロリー摂取量と体重の変化を把握していれば、再計算するよりも、普段の食事量をベースにした方がスムーズにいきますよ。

しんたろうしんたろう
しんたろう
返信先:  八百 健吾
2016年6月2日 10:29 pm

ご回答ありがとうございます。
非常に明確な答えを頂き、大変参考になりました。
やはり日頃から自分の体重や摂取カロリーを細かく計算することで、初めて臨機応変な手が打てるのですね。
いい報告ができるように減量がんばります。
ありがとうございました。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  しんたろう
2016年6月7日 10:49 pm

ガンバってください^^

OSMOSM
OSM
2016年4月18日 6:10 pm

こんばんは、OSMと申します。いつも素晴らしい記事、興味深く拝見しております。

この記事と関係のない質問で大変申し訳ないのですが、トレーニング後のクールダウンに関して質問があります。
ジョギングなどの有酸素運動の直後に、冷たいシャワーを患部に当てて冷やすと回復がより速くなると言われていますが、これは筋肥大を目的としたトレーニングにも当てはまるのでしょうか?

大変お手数ですが、ご存知の範囲で良いのでお答え頂けると幸いです。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  OSM
2016年4月19日 7:27 pm

こんにちは、コメントありがとうございます。

>筋肥大を目的としたトレーニングにも当てはまるのでしょうか?
筋肥大に関しては、冷やすことが逆効果になる可能性が高いようです。
より突っ込んだ情報にご興味があれば、河森コーチの書かれている記事が参考になると思います。

OSMOSM
OSM
返信先:  八百 健吾
2016年4月21日 7:18 am

河森コーチのブログで、当該記事を見つけました。
わざわざ苦痛に顔を歪めながら冷水シャワーを浴びる事はないのですね…返信ありがとうございました!

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  OSM
2016年4月21日 5:31 pm

>わざわざ苦痛に顔を歪めながら冷水シャワーを浴びる事はないのですね
そういうことだと思います。
リンクがうまくできていなかったみたいですみませんm(_ _)m修正しておきました。

Do1040Do1040
Do1040
2016年4月12日 8:14 pm

アンディさん。八百さん、こんにちは!先日、フルスクワットで210kgを上げて喜んでるDo1040です!笑

僕は今までトレーニングのプログラムデザインやバイオメカニクスを中心に勉強をしてきたのですが、4月から新たに栄養の分野についても知識を深めようと決意しました。こちらのブログでも勉強させて頂いております!

たんぱく質を摂ってもインスリンが分泌させる事は何となく知っておりましたが、炭水化物と同等或いはそれ以上分泌され、分泌量の推移も炭水化物とほぼ同じという事には驚きました。

ヒトの体内ではグルカゴンは脂肪分解を促進しないという話も初めて知りました。

糖質制限ダイエットは、あくまで方法の一つにしか過ぎなく完全ではないよ、という事が改めて分かりました。トレーニングでもそうですよね。自重、バーベル、マシントレーニング等、方法は色々あるけれどそれぞれに特徴があり、全てが万能ではない。

ある方法の効果やメリットだけが前面に押し出され過ぎて今のフィットネス業界では、その方法の全体的な特徴を把握することが難しくなっているような気がします。

それに惑わされず、科学という軸を基にしてお客様さんに失礼のないように心掛けていきたいと思います。

それにしてもマグロシェイクってスゴいですね笑
トロロとわさび醤油がを欲しくなります。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  Do1040
2016年4月15日 6:08 pm

Do1040さん、こんにちは!

>フルスクワットで210kgを上げて喜んでるDo1040です!笑
おぉ、おめでとうございます!

>方法は色々あるけれどそれぞれに特徴があり、全てが万能ではない。
本当におっしゃるとおりだと思います。目的に合わせて手段を考えたときに、結果的に炭水化物を減らすことになる人もいれば、バーベルでトレーニングする人も、マシンを使う人もいるということですね。
ひとつの方法が効果的という前提で情報を探すと、ある程度噛み合う情報は出てくるんですけど、それだけだと見落としてしまうことも出てくるので、注意が必要なんだと思います。

>トロロとわさび醤油がを欲しくなります。
ウケました(笑)

GC8GC8
GC8
2016年4月11日 10:13 am

いつも楽しく拝見させて頂いております。

さて早速で恐縮ですが、私も昨年末から糖質制限を実践し3月まで約3ヶ月キッチリ超糖質制限(40g/日以下)を行いました。

結果は、当初は体重の急激な減少こそあったものの(4kg程度)その後停滞し、糖質制限中は筋力低下が著しく、終始それを以下に抑えるかがテーマになってしまいました。

また糖質制限のメリットとされるケトン体による脂肪燃焼も実際にケトン体測定器を購入し、ケトン体量を増やすべく努力はしてみたものの(糖質だけでなく蛋白質も減らさないとダメ)いざケトン体が増えケトジェニック状態になっても脂肪燃焼は僅かで、「これでは筋トレにならない」と中止した次第です。

糖質制限をやめた途端、ベンチプレス重量はいきなり20%アップ(80kg→100kg)体重は増えましたが、糖質制限をやらなかったと仮定してそれまでの経過から予測される現在の数値と大きな差異はなく今思えば「あれはいったい何だったの?」と感じています。

ただネットでは一部の人達の糖質制限推進(営利的なものを感じる)が著しく、まだまだこれを実践してみようと思う人も多々出ると思われます。確かに一時的に極端な体重減少は「糖質制限は有効」は説明しやすい。ただ制限すると筋肥大が本来より抑制される事はやってみないと判らない事です。

私は英語が不得手の為、是非、糖質制限やインスリン、今回の記事に掲載されていた
>精製された糖質の問題のひとつは、エネルギー密度が高くなりやすい
記事の掘り下げなど、日本語にて掲載して頂けると糖質制限に対しての世の考え方も大きく変わって来ると思います。

最終的にAthleteBody.jp様が糖質制限に最終的にどんなジャッジをするのか?
楽しみです。

これからもフィットネス業界のウソを我々一般人にご教授頂ければ幸いです。
頑張って下さい。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  GC8
2016年4月11日 10:30 am

このコメントは、もともとメールでお送り頂いたものですが、かなり綿密に管理をして糖質制限をされてきた経験談で、興味のある読者さんも居るかと思いこちらに転載させていただきました。

減量を始めるにあたって炭水化物の摂取量を減らすと、それにあわせて体内の水分が減って、体重がガクンと落ちることがよくあります。これは実際に体脂肪が落ちているわけではないので、本当に大切なのはその後のカロリー収支になります。
また、減量中に筋肉を落とさないためには、しっかりトレーニングができることが必要で、そのためには炭水化物を制限しすぎないことが重要になります。
「糖質制限は良いか悪いか」ということではなく、個人の状況や目的にあった炭水化物の摂取量を考えるのが大切ということなのだと思います。

GC8さん、転載のご承諾ありがとうございます。こうやって声をかけて頂けるのが力になってます!

RocketRocket
Rocket
2016年4月8日 11:34 pm

こんばんは。

タンパク質の方がインスリンが出てるんですね。食べたらインスリンが出ることはなんとなく知ってましたが、この記事で間違った認識や誤解が解けました。

消費カロリーが摂取カロリーを無理なく下回るのが無理がないのにと日々思います。

まぐろシェイクは飲めそうにないのですが、介護食の4くらいを想像しておけばいいのかなと勝手に頭で想像しておきます。

最近は肉体改造のピラミッドのレベル1・2・3を中心に色々メニューを組んで日々継続してます。

2ポーズ?ダブルポーズ?デッドリフトを取り入れ始め、根本的にパワーアップしようかと試してます。

ヒップスラストも無理なくやろうかと先週から始めました。

インスリンシリーズの続きもebookも気になりますが、どちらかといえばebookの方が待ち遠しいです。

どちらが更新されても楽しみなので、更新までの間にまたサイトを見て自分の生活を改善していきます。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  Rocket
2016年4月9日 10:11 am

Rocketさん、こんにちは。

>タンパク質の方がインスリンが出てるんですね。
食品によってインスリンの分泌のされ方には違いがあるので一概には言えないところです。
いろんな食べ物を総合して見ると、炭水化物の方がインスリンを分泌させやすいようですが、個別に見ると、この記事にもあるように、ホエイたんぱくなんかは他の炭水化物食品よりもインスリンの分泌量が大きくなるということですね。

>介護食の4くらい
うむむ。経験がないですが、なにやら強敵そうですね(笑)

フィードバックありがとうございます。しかと承りました!

リーンゲインズと糖質制限愛好者リーンゲインズと糖質制限愛好者
リーンゲインズと糖質制限愛好者
2016年4月7日 2:24 pm

ちなみに、糖質制限をダイエット目的で行う場合の痩せるロジックは下記のようですよ。

第一に、タンパク質は脂肪や糖質よりも満腹感を得やすいらしい。

第二に、タンパク質は脂肪や糖質に比べて消化するのに多くのエネルギーが必要で、エネルギー消費の増加が体重減少につながるという。

たとえば最近の研究で、タンパク質30%の食事は、タンパク質10%の食事よりも消化に必要なエネルギーが約30%多いことが明らかとなった。

タンパク質の多い食事がエネルギー消費を促進するしくみ、満足感を亢進するしくみは、まだわかっていない。

ということで、糖質制限によりインスリンの分泌を抑えられ、それが脂肪の増加を防いだり脂肪の消費を促進させるといったロジックを主張されている訳ではないと思います。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  リーンゲインズと糖質制限愛好者
2016年4月7日 5:19 pm

糖質制限は手段のひとつとして有効で、そのことを否定するものではありません。ここに挙げられた特徴も基本的に同じ認識を持っております。

>糖質制限によりインスリンの分泌を〜主張されている訳ではないと思います。
こういう主張をしている人としていない人がいるということかと思います。少し検索すると出て来ますよ。
あくまでも、この記事の中に書かれている炭水化物摂取とインスリンの関係ということに視点を絞って読んでいただければと思います。

リーンゲインズと糖質制限愛好者リーンゲインズと糖質制限愛好者
リーンゲインズと糖質制限愛好者
2016年4月7日 2:12 pm

いつも楽しく読ませてもらっています。
私はこちらのAthleteBodyと糖質制限の普及の中心的な人物である江部医師の著作やブログをボディーメイクのバイブルとしてトレーニングや食事管理にいそしんでいますが、今回の記事はその糖質制限を否定されているようですね。

私は色々な意見や考え方に対して、なるべくフラットな目で判断するよう心がけていますが、その上で今回の記事には幾つかの疑問を感じました。
そこで特に回答いただく必要はありませんが、下記の点について記事を読み返していただけたらと思いました。

<中略>

長くなりましたが今回の記事がインスリンは悪者ではない、ということが最大のポイントなのであれば、それは糖質制限推奨者の考えと何ら違いはありません。

一方で糖質を摂ることは全てのケース(トレーニング日以外なども含む)で悪くない、イヤむしろ積極的に摂るべきだということであれば、それは糖質制限推奨者とは相容れない考え方だと思います。

そのどちらの視点で書かれているのか、若干曖昧に感じました。

長くなりましたが、これからも楽しく読ませてもらいます。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  リーンゲインズと糖質制限愛好者
2016年4月7日 5:05 pm

リーンゲインズと糖質制限愛好者さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

疑問に感じられた部分を列挙していただきましたが、あまりにコメント欄が長くなってしまうので、申し訳ありませんが割愛させていただきました。(必要がありそうなら復元いたします。)

>今回の記事がインスリンは悪者ではない、ということが最大のポイントなのであれば、それは糖質制限推奨者の考えと何ら違いはありません。
こういうことですね。これで違和感を感じられた部分の大半は解決するかと思います。
あとは、リーンゲインズと糖質制限愛好者さんの触れられてきた糖質制限に関する情報と少し切り口が違うということなのかと思います。

hyperionhyperion
hyperion
2016年4月7日 12:34 am

大変興味深い記事でした。

質問なのですが、「エネルギー密度の高い食品は、エネルギー密度の低い食品に比べて、満腹感が得にくいことも問題です。」
これは何故ですか?

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  hyperion
2016年4月7日 9:30 am

hyperionさん、コメントありがとうございます。

>これは何故ですか?
例えばですが、レタス1玉とスティックシュガー2本なら、どちらの方が満腹になるかと考えると分かりやすいかなと思います。

個人的には、こう考えるだけで「なぜ」と疑問を持つ気持ちが消えてしまいそうになりますが、食べ物の量(重さや体積)が満腹感に与える影響は、生理的なメカニズム(身体に必要な栄養吸収やそれに伴うホルモン分泌など)から来る満腹感よりも大きい可能性が考えられるようです。
人が実際にどれだけ食べるかを決める要素には栄養量以外にも、おいしさや、経験則、文化的影響などいろいろあるので、考えてみると深いテーマです。

どの程度まで考えてのご質問か分からないので、シンプルにお答えするなら「レタスとスティックシュガー」ですね。さらに掘り下げた情報に興味があるなら、この論文が参考になるかもしれません。

hyperionhyperion
hyperion
返信先:  八百 健吾
2016年4月9日 7:15 pm

インスリンに空腹感を抑える作用があるのであれば、スティックシュガーの方がお腹が満たされるのではないですか?

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  hyperion
2016年4月10日 9:29 am

レタスとスティックシュガーは、イメージを掴んでもらえればと思い付いた例えでしかないのですが、重要なのは空腹感に影響を与えるのはインスリンだけではないということですね。

松山松山
松山
2016年4月6日 8:30 pm

こんばんは
翻訳作業お疲れさまでしたm(_ _)m
タンパク質が炭水化物と同じくらい、又はそれ以上のインスリンを分泌させるというのは、大変驚きました。
私はタンパク質を摂取した際にインスリンが分泌されるというのは知っていましたが、炭水化物と同じくらい分泌されるという事実は、まさに目から鱗という感じでした。
これで安心してタンパク質を単体で摂取できます。
最後に、名前変更しました^ ^

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  松山
2016年4月7日 9:19 am

ロードランナー松山さん、こんにちは!(すごいカッコ良い響きになりますね。笑)

たんぱく質によるインスリン分泌量もいろいろで、炭水化物より多いような場合も、控え目な場合もあるようです。

>これで安心してタンパク質を単体で摂取できます。
これですね。これこれ^^

ヒノヒノ
ヒノ
2016年4月5日 8:32 pm

新しい記事さっそく読ませていただきました!いつも勉強になります!精製された糖質の問題について、満腹感を感じにくく腹持ちが悪いことが上がってましたが、少食でなかなかオーバーカロリーにできない人には、逆にオススメできますか?間食にプロテインシェイクに糖質を混ぜているのですが、トレーニング後以外は怖いのでパラチノース等を混ぜているのですが、それも実は腹持ちだけの問題で、トレーニング後以外でもブドウ糖等の安価な糖質でも健康上問題ないということでしょうか?「その他の問題」とかいうのが気になりますm(_ _)m

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  ヒノ
2016年4月7日 9:01 am

>少食でなかなかオーバーカロリーにできない人には、逆にオススメできますか?
はい、増量期にカロリーを確保するのが苦しい人には使える作戦ですね。
程度の問題で、すべてが砂糖になると良くないですが、すべてが自然食品でなくても良いということですね。

ヒノヒノ
ヒノ
返信先:  八百 健吾
2016年4月7日 10:47 am

ありがとうございましたm(_ _)m

いのうえいのうえ
いのうえ
2016年4月5日 8:02 pm

おすすめのサイトにインスリンに関する記事がいくつかあったので部分的な知識はありましたが、この記事はそれらが綺麗にまとめられて非常に勉強になりました。グラフの方にも単位が書かれていると見やすいかなと思いました。
よくインスリン分泌を促すためにプロテインシェイクと炭水化物を取るとよいという話を聞きますが、プロテインシェイクのみでも十分な量が出ると考えていいでしょうか。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  いのうえ
2016年4月5日 8:36 pm

いのうえさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>グラフの方にも単位が書かれていると見やすいかなと思いました。
今回のグラフの数字の単位は、mmol/l、pmol/l、AUCなどがあります。さらに正確を期すなら標準誤差も入れる必要がありますが、このあたりは一般的な知識ではなく、全体の傾向をつかむための材料にという意図で作ったグラフなので、混乱を避けるため時間を表す「分」と食事量を表す「kcal」以外はあえてグラフに入れませんでした。
こういった単位を読んで意味を理解できる方が、より正確なデータを求める場合にはリンク先から各論文を読んでいただければと思います。グラフだけでなく統計的有意差のあった部分など重要なところは数字が明示されていました。

いのうえいのうえ
いのうえ
返信先:  八百 健吾
2016年4月5日 9:20 pm

あえて書かなかったのですね、失礼しました。

kiharakihara
kihara
2016年4月5日 6:07 pm

James Kriegerさんの記事はとりわけ翻訳作業が大変そうですね(^_^;)。厚みのある内容で、本当に参考になりました。いつも本当にありがとうございます。

 特に、「タンパク質を摂取してもインスリンは分泌される」「炭水化物とタンパク質の満腹感・空腹感」の記事は内容も分かりやすく頭に入ってきやすいですし、知っていて損のない情報だと思いました。

それにしても、低炭水化物、低GIダイエット、最近のダイエットトピックですよね。引っかかりやすいマジックワードだと感じます。低炭水化物にしろ高タンパクにしろ、結局、体重を落としたかったら「消費カロリー > 摂取カロリー」を徹底すれば同じことだと思うのですが。。。

 私もマグロシェイクにチャレンジしてみようかと思いましたが、ホエイプロテインでガマンしておきます。でも出汁っぽくてウマそうな気もするんですが。。。ご飯にかけて食べてみたりして。また作ってみたらリポートします(笑)。

八百 健吾八百 健吾
八百 健吾
管理者
返信先:  kihara
2016年4月5日 8:23 pm

kiharaさん、こんにちは。

>James Kriegerさんの記事はとりわけ翻訳作業が大変そうですね(^_^;)。
今回の記事は大変だろうなと思って作業にかかったんですが、オリジナル記事がすべてを具体的に書いてくれているので、自分でもおどろくほどスムーズでした。
文化的背景が絡む文章の方が、きちんとメッセージを再現するのが難しいなと感じます。
とにかく、多くの人に気持ち良く読んでもらえたようで、ホッとしています。

>また作ってみたらリポートします(笑)
ゲスト投稿のスペースを用意してお待ちしています(笑)

上部へスクロール