"おじやの語源は諸説あるが、南蛮料理研究家やスペイン料理研究家によれば、スペイン料理のオジャOLLAが語源だとされ、16世紀末期から17世紀初頭の南蛮貿易の際、イエズス会の修道士によって伝わったとされる。テンプラなど、後に漢字が充てられたものもあるが、オジャは、カステラやコンペイ糖等のように、漢字が充てられず発音のままに名前が残った為、日本の伝統料理と思われているが、漢字が存在しない。 スペインでは「オジャ デ 〜」の他、「〜 カルドソ」「アロス 〜」「アロス アンブ 〜」という名称で同様のお米入りスープ仕立ての料理がある。 なお、オジャOLLAは、スペイン語圏の他、ポルトガル、チュニジアにも同様、同名の料理(法)があり、伝統的な鍋料理、または鍋そのものを意味し、現代では圧力釜(料理)もさす場合がある。"