古典、読みたい
私は年に何度か、古典読みたい熱に取り憑かれることがあります。
今回は、この本を借りてきました。
今年の大河ドラマ「光る君へ」を見ていたときに、『源氏物語』よりも
『大鏡』を読んでみようと思って図書館から借りてきたの*1ですが、
思ってたより帝紀の部分が少なかったです(^_^;)
藤原氏の記述は、それなりにピックアップされてはいたので、そのまま
読むのも一興かと思い直しました。
それはともかく、である。
『大鏡』を現代語訳だけ読むんだったら講談社学術文庫のみで充分です
が、古文と併せて読むんだったら何処かの文学全集に入ってる本にした
方が良かったような気がします。
ま、角川ソフィア文庫で校注つきの本が出てるから、それを Kindle でゲッ
トして、現代語訳の本を読むのはアリかとは思いますが。さて。
んー、でも Kindle 版の古典作品は正直言って原書のレイアウトを崩してし
まっているので読みにくくて困るんですよね。実際、『古事記』がそれで
紙の本で買い直した位なので(気にしない人なら大丈夫かとは思いますが、
注釈が同じページに無いのは地味にストレス)
ちなみに、紙の本はこちら。うう、角川書店さん、新版出してくれないかな。
現代語訳があれば、なお嬉しいけれど……欲張りな願いかもしれませんね。
それと。古典文学に慣れていない人が読むなら、角川ビギナーズ・クラッ
シクスのシリーズで出ているものがオススメです。
これも一応、Kindle版もあります。
ただ、講談社学術文庫のは文字が小さめだとamazonのレビューで読んだの
で乱視+老眼の私は躊躇しています。
そこは、折を見て考えるつもりです。
*1:『源氏』は既に何度か読んでますが、今更購入してまで読む気はないし、未読のものが既にある